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【樹園地管理特集】和同産業 草刈りをロボットで 新型クロノスで省人化を

【樹園地管理特集】和同産業 草刈りをロボットで 新型クロノスで省人化を
果樹農業が直面する人手不足は、今や深刻な構造的課題となっている。特に樹園地における草刈りは、収穫効率の向上や病害虫対策に不可欠な基幹作業でありながら、低く張り出した枝下での屈み作業や、中山間地特有の傾斜地での作業が大きな負担となっている。そこで導入されているのが和同産業=三國卓郎社長、岩手県花巻市実相寺410=のロボット草刈機ロボモア『KRONOS(クロノス)』。凹凸のある場所でも雑草が刈れる"草刈ロボット"として需要を伸ばしている。
 新型ロボット草刈機『クロノスMR―400』は、GPSアシストの搭載により、1エリアあたりの対応面積を従来の4000㎡(約4反)へと大幅に拡大。これにより、これまで複数の機体を導入せざるを得なかった中規模以上の園地においても1台で作業を完結させる。さらにGPS機能を駆使した「ポイント指定刈り」は、広大な園地の中でも特に草が密集する箇所を的確に捉え、人の手による補作を最小限に抑える緻密な作業精度を実現している。
 また、樹園地特有の過酷な環境耐性も大幅に強化。耐腐食性に優れた高耐久ワイヤーの採用によって、予期せぬ断線による作業停止リスクを徹底的に排除し、草の密度に応じて充電モードを最適化する「バッテリーセーブ機能」は、機械の長寿命化という経営的視点でのメリットも提供する。
 曜日ごとに最大10個まで設定可能な高度なスケジュール機能は、防除暦に合わせたフレキシブルな運用を可能にし、専属の管理作業員が24時間体制で園地を見守るような安心感をもたらしてくれる。
 最大30度の傾斜に対応する走行性能や、遠隔から稼働状況を把握できるモニタリング機能など、樹園地作業で求められる機能を強化。天候や場所・時間を問わず、草刈り・帰還・充電すべてを自動で行うことができ、刈高は30~70㎜の無段階(刈幅300㎜)となっている。
 取材したある生産者は「アルバイトを頼む必要がなくなり、他の管理作業に集中できるようになった」とのこと。専用アプリで手持ちのスマートフォンなどと連動し、離れた場所から状況確認や一部操作も可能。バッテリー駆動なので作業音も気にならないので住宅地や時間などの制約もなく利用できる点もポイント。実演にも対応しているので、腰痛や猛暑で悩んでいるなら是非その作業性を体感してはどうだろう。

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