農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

農作物や農機具の盗難被害、野生動物による食害など対策に頭を痛める農家に、ＡＺｘ＝千葉和樹社長、東京都千代田区丸の内２―２―１＝が開発した「センサー式ソーラーカメラＭＣ１」が大きな反響を呼んでいる。
　カメラが動く物体をとらえると離れた場所にいても即座に通知。通話機能を使って、大声で警告するなど迅速で効果的な対応ができ、ＡＩで検知するので誤検知はない。カメラは、猫やハクビシンくらいの大きさからでも反応する。
　カメラはソーラーパネルによる発電機能を備え、電源やネット回線が不要で、農地や山間部など電源の確保が難しい場所でも設置可能な点も大きな特長だ。
　担当者は「当社のセンサー式ソーラーカメラは技適を取得しているので、安心してお使い頂けます。技適マーク（電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマークで、個々の無線機に付けられるもの）がない商品は国内で使用すると違反になってしまうので気を付けて下さい」などと説明した。
【主な機能】①首振りカメラ＝水平・垂直回転で広範囲を監視②ＡＩ検知＆プッシュ通知＝小動物や車両も検知し、スマートフォンに通知③音と光の警告＝夜間の侵入者に自動でサイレン音とストロボ光を発し威嚇④通信機能＝携帯電波が届けばどこでも使用可能。使い切りプランと月額プランを用意⑤ソーラー発電＝バッテリーに蓄電し、外部電源なしで稼働。