やまびこ ふるさと納税返礼品に 盛岡事業所、岩手県滝沢市と取組み 武田市長が刈払機などPR

やまびこ=久保浩社長、東京都青梅市末広町1―7―2=の共立刈払機やチェンソーが、重要な開発・生産拠点の盛岡事業所がある岩手県滝沢市のふるさと納税返礼品に採用されている。市の公式チャンネルでも最新刈払機とラジコン草刈機を市長自ら使い勝手の良さを体感しつつ〝滝沢市で製造された〟点をPR。商品を通じ地域の活性化にも貢献している。
紹介されたのは、地域イチオシの品々を市長自ら紹介する滝沢市の公式YouTubeチャンネル『市長が3分でレビュー・滝沢推しの逸品』。武田哲(さとる)市長が共立の純正作業ジャケットと防護パンツなどを着込んで最新鋭の共立刈払機「SRE2731P―UHT」を使った草刈り作業の様子を披露。スロットルOFF時は完全にクラッチが切れるので振動が抑えられ、再加速時における抜群の立ち上がり速さを実現した新機構のワンウェイクラッチ「AVS」搭載といったポイントを紹介しながら〝思った以上にエンジンに余裕があり、25・4㏄なのに回転数を上げなくてもしっかり刈れる〟〝エンジンの回転数が落ちず力強い感じがした〟などの感想を分かりやすく発信していた(QRコード参照)。また、番外編では共立ラジコン草刈機「RCM600」を操作。刈払機とは違った楽しく楽に作業できることや燃料切れや移動時に使う補助バッテリーが共立50Vバッテリーチェンソーや刈払機などにも使える点などの魅力を説明していた。
両製品は〝MADE IN MORIOKA PLANT,JAPAN〟。やまびこ盛岡事業所(岩手県滝沢市巣子10―2)は、グループの重要な開発・生産拠点としての役割を果たしており、現在の従業員数は530名。OPE製品では刈払機、チェンソー、背負動噴など、農業機械ではラジコン草刈機、スピードスプレーヤ、乗用管理機などの高品質な製品を生産している。
1967年に盛岡工場として設置以来、滝沢市とは密接な関係を築いており、数年前から共立ブランドのチェンソー、刈払機、背負動噴などが市のふるさと納税の返礼品に採用されるなど、今や地元の魅力を発信する一つにもなっている。
この他、盛岡事業所で生産する国内向けのECHO(エコー)製品に岩手県のイメージキャラクター「わんこきょうだい」とタイアップを実施。製品のカートンや付属品入れ兼用POPを掲載し、高品質な国内製品として販売している。やまびこの企業理念の中の存在意義の一つに〝やまびこにつながる全ての人々を幸せにすること〟を掲げており、今後も滝沢市や岩手県との取り組みを強化しつつ、地域の活性化にも貢献していきたいとしている。