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施設協セミナー 生産効率化に向け スマートグリーンハウス展開

施設協セミナー 生産効率化に向け スマートグリーンハウス展開
日本施設園芸協会(大出祐造会長)は2月28・29日、東京都江戸川区の江戸川区総合文化センターで、第45回施設園芸総合セミナーを開催した。今回のテーマは「生産効率化に向けた課題とスマートグリーンハウス展開に向けて」と設定。当日は生産者など約120名が来場した。
 冒頭、大出会長が挨拶。「農水省は2030年度に化学農薬を大幅に削減、50年度には化石燃料ゼロという課題を出しており、長いスパンで目標を立てている企業が多いと思う。業界としても気候変動やエネルギーコストや資材の高騰が影響し、大変厳しい状況下にある。日本の施設園芸の10年後を見据えたときに、どうなっているのか想像するのは難しいが、こうした時代こそ新しいイノベーションが起きるのではないか」と話した。
 次に農水省農産局園芸作物課羽田碧課長補佐が来賓挨拶。「我が国の農業従事者は、今後20年間で4分の1まで減少することが見込まれており、劇的な農業の発展や、食料の安定供給が出来なくなることが懸念されている。今後、生産水準を維持できる生産性の高い食料供給体制を確立するには、スマート農業技術の現場への供給を一層進めることが不可欠だ。スマート農業技術の現場導入を後押ししていきたいと考えている」と述べた後、初日のセミナーの各講演がスタートした。
 また、期間中、「施設園芸機器資材展」として収量・品質向上、環境負荷軽減、低コスト化、省力化・作業労力軽減・快適化などをめざした新機能資材・機器等、施設園芸に関わる最新の機器資材を展示し、来場者から関心を集めていた。

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