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関東甲信クボタ 〝元気に〟13期社員大会 みんなで実践「健全経営」

関東甲信クボタ 〝元気に〟13期社員大会 みんなで実践「健全経営」

 関東甲信クボタ=冠康夫社長、埼玉県さいたま市西堀5―2―36=は、1月24日、関東甲信クボタ第13期社員大会をオンラインで開催した。大会には、クボタの鶴田慎哉エグゼクティブオフィサー農機国内営業本部長が参加した。今年のスローガン『元気に!みんなで実践「健全経営」』を発表。社員が一丸となって元気に進んでいくことを誓った。

 冒頭、冠社長が能登半島地震での被災者に対して見舞いの言葉を述べたあと、今年の経営方針を発表。以下、冠社長の経営方針。
 まず2024年の取り組みについて、①事故・災害「ゼロ」に向け、安全朝礼の実施・無災害記録表の掲示②規律を重んじる風土づくりとして、不安全行動、不安全状態をいかに減らすか=余裕を持った行動を行う。また、整理整頓「5S」や、声掛け、ひとりKY(危険予知訓練)を行う。更に、私たちの「元気!!」を届けるべく、健全経営をすることでユーザーに認められ地域農業を支える会社を目指すなどとした。
【2024年関東甲信クボタスローガン発表】元気に!みんなで実践「健全経営」=▽スマート農業提案で関東甲信地域が元気に!▽社員全員が心身ともに異常なく健康で元気に!▽会社経営が正常に機能し、しっかりと元気に!
【事業計画のポイント】すべては、管内地域の農業を支える、社員の「幸せ」のために「職場環境の改善」「働きがい」を。
 ①会社経営の「肝」お客様の順調稼働を支える。サービス事業強化「修理文化から整備文化へ」②体制強化=コンバイン整備を柱とする、整備事業「質」の向上③5Sの強化=お客様の機械の需要期「順調稼働」へ貢献する、整備工場の「質」の向上④関連商品メーカー(富士見会)アフターメンテナンス強化(乾燥機・防除機・インプル点検整備)。
【市場変化に応じた営業戦略】
《急速に進む市場変化 農家戸数の減少、担い手農家への農地集約》①スマート農業提案・新規顧客獲得②市場領域の拡大、エリアマーケティングの推進。
《機種戦略 自分たちでつくる「目玉づくり」》①RTK基地局の設置(既存10基)今期新設5基の設置②KSAS拡大③M7、大型トラクタの市場投入強化継続とクバンランド(海外製インプル)の提案活動④農業用ドローン拡販へ集中⑤「野菜」市場への野菜関連機械の提案と野菜農家生産性向上へ寄与⑥土壌診断、稲作水管理の省力化提案「WATARAS」、草刈り機(RC、自走、インプル)の提案強化。
《関東甲信クボタスペシャル機の市場投入》トラクタ=▽SL350SP販売開始▽大型トラクタ関東甲信SP機の新仕様推進強化▽関東甲信クボタ戦略トラクタMR700H―RTK アンテナ装着仕様(KK仕様)▽野菜農家向けトラクタNB21PC3N(全面マルチ使用)の継続積極展開▽コンバイン「Sコン」ER448SP―Lの早期市場展開と受注活動の展開▽農業応援機トラクタSL33Lに代わる「目玉」商品の展開。
《担い手対応力強化》「実演!実演!実演!」リアル体感を通じてスマート農業を積極展開。
【新事業領域の拡大「選択と集中」】①施設園芸を軸に=水稲単作農家の中には、複合経営を考えている農家が多い(空きハウスの活用)②ルートレックとの連携=クボタは、施設園芸のアグリプラットフォームの構築を目指す。
 続いてクボタの鶴田農機国内営業本部長が社員にエールを送ったあと、各種授賞式。関東甲信クボタ年間表彰では、第12期最優秀拠点賞に輝いた伊那みのわ営業所の堀内所長の決意表明で閉会した。

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