石原バイオ うどんこ病殺菌剤 クロスアウト等2剤上市
石原バイオサイエンスは、うどんこ病防除剤として、有効成分「ピリオフェノン」を含有する2製品を発売する。また、2014年の上市以来、うどんこ病防除剤として販売してきた「プロパティフロアブル」は、うどんこ病耐性菌剤管理を強化するため、在庫限りで販売を終了する。
新発売する「クロスアウトフロアブル」は、「プロパティフロアブル」の後継剤として、耐性菌リスクの高いうり類を適用作物から外し、新商品名で発売される。適用作物は、トマト、ミニトマト、いちご、なす、ピーマン、さやえんどう、ししとう。
なお、うり類などの耐性菌リスクの高い作物については、本有効成分とイミノクタジンアルベシル酸塩との混合剤「石原ラミック顆粒水和剤」の使用を推奨している。
また「カッシーニフロアブル」は、りんご、小麦のうどんこ病専用殺菌剤として有効成分含有量や製剤処方を最適化し、より使用しやすい製品として発売する。
【特長】①うどんこ病に優れた効果②サニテーション効果(まん延防止効果)により、病害の拡大を抑える③マルチスプレッド効果で安定した防除効果を発揮④有用昆虫や天敵に影響がほとんどなく、総合防除(IPM)に適している。