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協友アグリ 「シュタルク」新規登録 後発ノビエ、雑草イネに卓効

協友アグリ 「シュタルク」新規登録 後発ノビエ、雑草イネに卓効
協友アグリは8日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同開発を進めてきた新規水稲用除草成分「シュタルク:Stark(有効成分シクロピラニルのブランド名)」を含有する水稲用除草剤について、農林水産省の登録を取得したと発表した。
 今回登録されたのは、「よあけ」「はくたか」「かみわざZ」の3品目4剤型の計12剤。1キロ粒剤、フロアブル、ジャンボ、250FGと多様な剤型をそろえており、ドローンなどの省力化にも対応するラインアップとなっている。
 新規除草成分シュタルクの特長としては後述する3点が挙げられる。
 ①ノビエに対して高い活性と長期残効性を示し、近年全国的に問題視されている後発ノビエに対しても高い効果を示す。
 ②広葉雑草、カヤツリグサ科雑草、多年生雑草まで幅広くカバーする殺草スペクトラムを有し、1成分で多様な問題雑草に対応できる。特に、防除が困難とされる「雑草イネ」や「漏生イネ」に対しては、発生前処理で高い効果を示すことが確認されており、米の品質向上や採種圃における課題解決に貢献が見込まれる。
 ③処理後数日で葉枯れ症状が現れるなど速効性にも優れており、生産者が現場で効果を実感しやすい点も特長の一つだ。さらに田植同時散布、無人航空機による散布など、多様な使用方法に対応していることから、地域条件や作業体系に応じた柔軟な運用が可能となっている。
 協友アグリでは、2026年をシュタルク成分の展示・実証試験の年と位置付け、全国の公的圃場や実証圃において、地域ごとの栽培条件に適した除草体系の確立を進めていく方針だ。後発ノビエや難防除雑草への対応が求められる中、新成分シュタルクを含む水稲用除草剤は、今後の水稲除草技術の新たな選択肢として注目されそうだ。

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