陸内協臨時総会 事務所移転を決定 カーボンニュートラルへガソリン機関に変化
日本陸用内燃機関協会(木股昌俊会長)は11月17日、神奈川県横須賀市のやまびこ横須賀事業所で令和5年度臨時総会(第23回総会)を開催した。当日は中間事業報告のほか、協会の移転、補正予算などを審議、承認した。
総会では、はじめに木股会長が挨拶。会場を提供したやまびこに対し感謝を述べた後、令和4年度の陸用内燃機関を巡る情勢について、「欧米の建設機械、産業機械、発電機の旺盛な需要によりディーゼル機関、ガス機関の生産が高い水準で推移。一方で、ガソリン機関の市場においては、コロナ収束によるガーデニング・レジャー特需の収束やウクライナ情勢によるインフレ、景気減速懸念等により市況の減速が見られた」と説明。そのうえで、令和5年度については、「国内生産はガス機関が増加するもののガソリン機関、ディーゼル機関が減少し2年連続減少の324万7000台、海外生産はディーゼル機関、ガス機関が増加するもののガソリン機関が大きく減少し673万8000台と2年連続の減少。国内、海外を合わせた生産台数は海外生産台数の統計を始めた1999年以来はじめて1000万台を割り込む見通しとなった。カーボンニュートラルへ向けた大きな変革のなか、まずガソリン機関で大きな変化が現れてきたようだ」とした。
総会では、令和5年度の中間事業報告を実施。協会建屋老朽化(賃借移転)プロジェクトについては、移転先について千代田ビル(新宿区市谷田町2―37―1)を提案。併せて移転のための予算等について、補正予算を計上、承認された。事務所の移転は2024年3月までに完了する予定。更に会員代表者変更に伴う理事・監事の選任が行われ、新たな理事にいすゞ自動車PT営業部部長の千葉孝氏、ヤマハモーターパワープロダクツ取締役生産統括部統括部長の中平泰之氏、新たな監事にスターテング工業代表取締役社長贄田清一氏がそれぞれ就任した。
また、総会後はやまびこ横須賀工場を見学。会場をメルキュール横須賀に移し懇親会も開かれた。
総会では、はじめに木股会長が挨拶。会場を提供したやまびこに対し感謝を述べた後、令和4年度の陸用内燃機関を巡る情勢について、「欧米の建設機械、産業機械、発電機の旺盛な需要によりディーゼル機関、ガス機関の生産が高い水準で推移。一方で、ガソリン機関の市場においては、コロナ収束によるガーデニング・レジャー特需の収束やウクライナ情勢によるインフレ、景気減速懸念等により市況の減速が見られた」と説明。そのうえで、令和5年度については、「国内生産はガス機関が増加するもののガソリン機関、ディーゼル機関が減少し2年連続減少の324万7000台、海外生産はディーゼル機関、ガス機関が増加するもののガソリン機関が大きく減少し673万8000台と2年連続の減少。国内、海外を合わせた生産台数は海外生産台数の統計を始めた1999年以来はじめて1000万台を割り込む見通しとなった。カーボンニュートラルへ向けた大きな変革のなか、まずガソリン機関で大きな変化が現れてきたようだ」とした。
総会では、令和5年度の中間事業報告を実施。協会建屋老朽化(賃借移転)プロジェクトについては、移転先について千代田ビル(新宿区市谷田町2―37―1)を提案。併せて移転のための予算等について、補正予算を計上、承認された。事務所の移転は2024年3月までに完了する予定。更に会員代表者変更に伴う理事・監事の選任が行われ、新たな理事にいすゞ自動車PT営業部部長の千葉孝氏、ヤマハモーターパワープロダクツ取締役生産統括部統括部長の中平泰之氏、新たな監事にスターテング工業代表取締役社長贄田清一氏がそれぞれ就任した。
また、総会後はやまびこ横須賀工場を見学。会場をメルキュール横須賀に移し懇親会も開かれた。