25回米・食味コン国際大会 12月1・2日 新潟県津南町で
(写真説明)小諸での前回大会の食味審査の様子
世界一美味しい米を決める――。
そのために、毎年開催されているのが、米・食味鑑定士協会(鈴木秀之会長)などが主催する「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」だ。25回目となる今回は12月1日㈮、2日㈯の2日間、新潟県中魚沼郡津南町のニュー・グリーンピア津南で開かれる。今年は合計5000検体超が出品、機械による分析を受け、選ばれたノミネート検体が、最終審査の会場で審査される。
今年のテーマは「米、かがやく 河岸段丘を潤す豪雪の恵み 雪解け水」。
コンクールは、部門ごとに分け、金賞、特別優秀賞を選定。部門は①国際総合部門②都道府県・海外地域代表お米選手権③大型農業法人部門④栽培別部門(㈠米の精㈡低・中アミロース米㈢JAS・JAS転換中㈣若手農業経営者(39歳以下)㈤水田環境特A㈥早場米㈦環境王国)⑤全国農業高校お米甲子園⑥小学校部門――の6つ。
コンクールでは、初日の12月1日に、国際総合部門、都道府県・海外地域代表お米選手権の官能審査のほか、トークセッション。テーマは「米、かがやく:食味・美味しさから地域づくりまで」。出演者は歌手の小林幸子さんのほか、FC越後妻有の、山下由衣さん・石塚康太さんら。
2日目の12月2日は前日に行われなかった各部門の官能審査のほか、各賞の表彰式を開催。加えて、ステージイベントとして、Miss SAKEによる日本酒と日本文化を世界中に繋げる活動の紹介なども行われる。
当日は、全国から多くの農家が集まる。単に表彰を受ける、というだけでなく、情報交換の場としても有意義な大会だ。