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タイガーカワシマ 洗浄力が更にアップ 新型苗箱洗浄機3機種発表

タイガーカワシマ 洗浄力が更にアップ 新型苗箱洗浄機3機種発表

右から川島会長、川島社長、荒井農機営業部部長

 秋田県種苗交換会農機ショーで、苗箱洗浄機「洗ちゃん」シリーズの新モデル発表会

タイガーカワシマ(川島廣大社長)は、先日の秋田県種苗交換会農機ショーで、苗箱洗浄機「洗ちゃん」シリーズの新モデル発表会を行った。大規模農家向け700枚処理タイプ3機種で、苗箱の裏の根を掻き取る根取りブラシを追加し洗浄力アップなどの特長を紹介。また、11月1日に就任した川島新社長と荒井昌宏農機営業部部長が挨拶。川島新社長は「入社以来、走りながら考えるスタイルで頑張ってきた。今後もお客様の声を大事に製品開発に取り組みたい」と意気込みを述べた。

 発表したのは最大処理能力700枚/時の「洗ちゃん/NBC―705」と、高圧噴射装置とセットでお得な「NBC―705F」、苗箱供給機と積上げ機が一体となった「スーパー洗ちゃん/NBC―705SET」の3機種。「20町~50町歩クラスの農家様向けに、苗箱洗浄作業の省人化ニーズに応えるのが目的」と関口文隆技術部部長は話し、特長を紹介した。
 洗浄機部分のポイントは次の4点。①洗浄ブラシは従来型の4本を、上2本、下3本の計5本構成に。苗箱の裏側の根をとる「根取りブラシ」を追加して洗浄力を向上②NBC―705Fと同705SETは高圧噴射装置を標準装備してパワフルな洗浄が可能。特に苗箱の表裏面の凸凹部分に効果を発揮③NBC―705は散水循環方式の採用で従来機より水の消費量を3分の2に抑え、節水を実現④駆動モータを400Wから300Wにして省エネも実現。
 デモを行ったNBC―705SETでは、①洗浄・積み上げまで操作なしで行える②苗箱の供給を止めず一人で連続作業が可能③従来機より高さを低くして苗箱の乗せ降ろしを楽に④積み上げ機の持ち上げ機構を見直し、キレイに積み上げられるようにして苗箱収納作業の負担を軽減、などを説明。一人で連続作業ができることを見せた。
 洗浄力アップのカギである「根取りブラシ」は他のブラシより毛先が半分以下で、「短い分コシが強くこびりついた根も掻き落とす」と関口技術部部長。「分割ブラシにしてネジを外すだけで交換ができる。使っている人は大きなメリットを感じるはず」と述べた。
 苗箱セットの位置を投入しやすい丁度いい高さにするなど使いやすさで定評の同社苗箱洗浄機。新型機の年間目標販売台数はNBC―705・705Fが300台、NBC―705SETは100台と設定。会場でも来場者の関心を集めていた。
 また、11月1日に新体制となったことを紹介。川島新社長は「国内営業海外営業を含めて15年経験しているが、現場の販売店様や農家様、グローバルファーマー様などの声を大切にして、製品開発を今後も進めていきたい」と抱負を述べた。また、入社以来重要な拠点の営業を担当してきた現在50歳の荒井農機営業部部長も「持ち前の実行力を発揮して会社を引っ張っていきたい」と述べた。
 最後に代表取締役会長に就任した川島前社長は「農業関係も変革の時期、社会もカーボンニュートラルに向かって動いており、若い力が必要と思い交代した。製品もこれからは省力化より省人化。一人でも高性能の機械が扱えるというのがこれからの開発テーマになる。タイガーカワシマは省人化をキーワードにした製品で生き残りをかけていきたい」と述べた。


           一人で連続作業できることを見せたNBC―705SET 

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