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新会長に山野徹氏 JA全中通常総会 地域を未来に繋げる

JA全中は8月18日、都内で通常総会を開催し、2022年度事業報告、決算などを承認した。また、役員の改選も行われ、新会長には山野徹氏を選任。JA鹿児島県中央会会長の山野氏は、そお鹿児島農協組合長、全国農業者農政運動組織連盟会長などを歴任してきた。
 総会後の就任会見で、山野会長は「今、農業・農村、JAグループは大きな転換期を迎えている。これをチャンスと捉え、持続可能な農業のもと、地域を未来に繋げるために重点となる対策は3点あると考えている。1点目は、食料安全保障の確立と国民の皆様への情報発信。国民が必要として消費する食料は、できるだけその国で生産するという国消国産をキーメッセージに情報発信を強化していく。2点目は、自己改革の促進と組合員との対話。自己改革については、実践サイクルの構築を着実に進めているところであり、そのためには、総合事業の強みを活かし、組合員のニーズに的確に応えていく必要がある。また、正組合員からの声だけでなく、准組合員も農業振興を共に支えるパートナーとして明確に位置づけ、積極的に意見・要望を聴取しながら、事業運営を進めていく。更に3点目は、JA経営基盤の確立と人材の確保・育成。デジタル技術を活用した組合員・地域住民との接点づくりなど、新しい技術を積極的に取り入れた成長戦略の強化に向けて、全国連も一体となって支援策の整備・実践に取組んでいく」と決意を述べた。
 なお、副会長にはJA佐賀県中央会会長の大島信之氏とJA北海道中央会会長の樽井功氏が就任。また、専務理事には馬場利彦氏が再任された。

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