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もみ殻でコスト削減  エスケイ工業 連続もみ殻炭化装置が好調

もみ殻でコスト削減  エスケイ工業 連続もみ殻炭化装置が好調
収穫後に出るもみ殻から、質の高い〝もみ殻炭〟を作れるエスケイ工業=古川承元社長、千葉県東金市滝沢534=のもみ殻連続炭化装置『スミちゃん』。もみ殻の自動投入から連続運転・燃焼・炭出しまで一台で完結。オプション用に開発した「温風・給湯発生装置」は、パイプを使って農業ハウス内に温風を送り込めば化石暖房の稼働を抑えられることから、コスト削減の切り札として期待されている。
 生成に際して難点であった①煙が多い②臭いが強い③モミ殻くん炭にタール分が多い④製造に時間がかかる、などの点を解消。燃焼効率を向上させて煙や臭いが気にならない程度に抑える仕組みを実現させた。
 〝もみ殻を燃やした熱を利用できないか〟との要望から開発した温風・給湯発生装置は、もみ殻燃焼時に発生する熱を利用する仕組み。農業ハウス内に温風を送り込んで化石暖房の稼働を抑えたり、温水はパイプなどを使って株元部分のみを加温することに活用が可能。温風や給湯を通す配管の数は要望に応じて対応している。
 こうした点からコメ農家だけでなく、従来の加温方法では暖房経費の負担が大きいと感じるハウス農家が購入。熊本県宇城市三角町でイチゴを作っている吉村さん親子は昨年冬に導入。幅6mに対して奥行きが80mと縦に長く、反対側まで届くのに時間がかかるのが悩みの種だったが、最大処理量3000ℓモデルに温風発生装置を装着して導入した。「もみ殻が燃料なので燃料代がタダなのがいい。炭化装置としても、土壌改良材として有効なもみ殻炭を安全でスピーディに作れるので一石二鳥の便利な製品。厄介だった物が逆に捨てるのがもったいなくなった」と笑顔で述べた。
 処理量3000ℓ~1万1000ℓまで4型式をラインアップするほか、スクリュー部を2本にして排出量を50%増量したタイプも販売中。

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