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最新フレコンメイト 袋詰め作業の省力化PR タイガーカワシマ

タイガーカワシマ(川島昭光社長)が岩手県滝沢市のアピオ催事場で開催する「第76回岩手県全国農業機械実演展示会」で推奨するのがフレコン自動計量機「フレコンメイト」だ。天井高3mあれば設置できるため、フレコン計量装置導入を諦めていた農家から好評の同機。今回は「30‌kg計量機/FST―32」も展示し、コンビで袋詰め作業の省力化をPRする。

  今までのフレコン計量装置は約1.5m四方のやぐら状の部分に計量タンクが付いているもので高さが4~5m程度あり、天井の低い場所では使用できない制限が生じるのに対し、タイガーカワシマ=群馬県邑楽郡板倉町大字籾谷2876=のフレコンメイトは昇降機の横に細長い貯留タンクを付けたことで、全高2・85m、タンクやフレコンホルダーが2m程度とコンパクトな機体寸法に。そのため、斜めになっている軒下でも設置できるのがポイントだ。
 FS―1203シリーズのキーワードの縦型貯留タンク容量は300~420㎏で、バケットサイズは4インチ。昇降機能力は毎時3600㎏(60俵、玄米)。吐出口とフレコンバッグの間を流れる玄米の量分だけ早く貯留タンクに切り替えることで、計量精度±0.5㎏を実現。はかりの形状や米のサンプル採取方法、検定付きはかり、プリンタ付きはかりなど、ユーザーの作業に合わせた機能の選択ができ、構造がシンプルにした分、低価格を実現したのも評価されている。
 そのフレコンメイトのフレコンホルダーに取り付けて、簡単に30‌kg計量できるのが計量機FST―32。1tに満たない時の小袋取りに便利で、30㎏計量機が満タンになると、排出をフレコンメイトの貯留タンクへ自動で切り替えるため、溢れ出る心配なし。30‌kg用タンクの取付けとフレコンホルダーの向きにより、レイアウトに合わせて設置することができる。
 シンプルなボタン操作と見やすいデジタル表示により、簡単に操作が可能。高感度ロードセルを搭載した「電子はかり」と「予測計量システム」で高精度な計量ができ、オプションの専用スタンドを使用すれば、設置可能な範囲が広げられる。
 この他、自動選別計量機「パックメイト/XRV―E32A」や、米袋用昇降機「楽だ君/LU―203F」、コンベア「CN―90N」、苗箱洗浄機「洗ちゃん/NBC―505」など、作業を楽にできる製品を展示する。

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