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ラジコン草刈機発売 やまびこジャパン発売キャンペーン 

ラジコン草刈機発売 やまびこジャパン発売キャンペーン 
(写真説明)最大作業角度45度まで対応

 やまびこジャパン(篠原修社長)が新発売した共立ラジコン草刈機「RCM600」が活躍する時期がやってきた。刈幅600㎜で最大45度までの傾斜地でも安定して走行。遠隔操作で長い傾斜地や高畦、人が入りづらい低い枝下でも理想の草刈り作業を実現する。現在、快適作業をサポートするグッズをプレゼントする記念キャンペーンも実施中だ。

 やまびこジャパン=東京都青梅市末広町1―7―2=が、傾斜や人力の作業が難しい場所でも安全、かつ効率よく作業を行うために満を持して開発したのが、ラジコン草刈機RCM600だ。エンジンで発電体を回し、そこで生じた電力で走行と刈刃を回す方式。プロポ(送信機)によって、前後進から速度調整、刈刃の回転のオン・オフなどといった、草刈りに必要な動作を遠隔で実現。人が立ち入れない場所や、足元が安定しない場所での作業負担を大幅に軽減する。
 最大傾斜45度までの傾斜地にも対応。クローラで走行するため、走破性は抜群。軟弱地や障害物が多い地面でも、抜群の駆動力が発揮する。さらに傾斜地での作業では「傾斜アシスト機能」の微調整を行うことで、等高線上を作業するときにも安定した走行をアシストする。
 作業環境によっては十分なスペースがない場所も珍しくない。そんな時に便利な「その場旋回」機能を装備。左右のクローラが逆方向に回転することで回転半径がゼロとなり、スムーズな方向転換が可能。ソーラーパネルの下や果樹園の通路といった幅が狭く旋回が難しいところで威力を発揮する。
 刈刃にはフリーナイフを採用。細かく粉砕された刈り草が地面に散らばり、見た目にも納得の刈り跡を実現する。さらに小石などに当たった際も、衝撃を吸収するためギヤケースやエンジンへのダメージを最小限に抑える機構になっている。磨耗し、欠けて切れ味が悪くなれば、ナイフのみの交換も可能なので、経済的にも嬉しい製品だ。
 今年2月にやまびこ本社特設会場で行った「造園緑化機械展示会」で披露し注目を集めた同機。農水省のみどりの食料システム法に基づき、国の認定を受けた設備等の導入に対して特別償却が適用できる「みどり投資促進税制」の対象機種に認定されている。軽トラにも載せられる余裕の寸法で中山間地ののり面作業にもってこいの製品なので農家にも導入が進むことが期待される。
 今回、発売を記念したキャンペーンを開催。期間内に購入するとセーフティゴーグルがプレゼントされる。期間は今年8月31日まで。
【RCM600の諸仕様】▽寸法:長さ1255×幅975×高さ640㎜▽質量:220㎏▽刈幅:600㎜▽刈高:35~100㎜(無段階)▽刈刃:フリーナイフ▽走行速度:0~4㎞/h▽走行方式:電動モーター▽エンジン排気量:203cc。