オールインワン精米機 食味コン金賞の𠮷成邦市さんも採用 丸七製作所
丸七製作所＝阿部信一社長、東京都足立区千住１―23―２＝は、昨秋、長野県小諸市で開催された「第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」に、精米の一連工程を１台にパッケージした、オールインワン精米機「ＭＣ２００Ｒ」を出展。また、精米機と組み合わせて使うことで微細な糠の飛散を防ぐサイクロンボックス「Ｓ―ＢＯＸ」も紹介、高い関心を集めていた。今回のコンクールで、最高部門の国際総合部門金賞に輝いた福島県天栄村の天栄村ブランド化推進協議会の𠮷成邦市さんも同機の愛用者。表彰式のため来場し、同社の小間を訪れていた、𠮷成さんに話を聞いた。
𠮷成さんは５年前まで天栄村役場の農政課に勤務し、村が誇る〝天栄米〟のブランド化に尽力してきた。𠮷成さんが中心となって「天栄米栽培研究会」を立ち上げ、講師を招いての勉強会などを行い、米の食味・品質向上や有機栽培・特別栽培でのブランド米づくりの取組みを行ってきた。その甲斐あって、天栄米は、２００８～２０１６年度まで９年連続で同大会の最高部門にあたる国際総合部門で金賞を受賞した。そして５年前に退職した後は、満を持して自らも実家の稼業である米農家の跡を継いだ。現在、所有する７町歩に加え、近隣農家らの受託７町歩、計14町歩で水稲を栽培。
うち、1.5町歩は漢方の有機肥料を用い、紙マルチで抑草し除草剤を一切使わない、こだわりの有機栽培。「できた米の味が全く違う！田んぼの生き物も元気だ」と胸を張った。
𠮷成さんは「ところが、いざ自分がやってみると、これがなかなか難しい。コンクールに応募してもノミネートもされず、４年間悔しい思いをしてきた。しかし、今年こそはと、磨いてきた基本技術を再検証し徹底、高温障害対策などにも工夫した。その甲斐あって、今回は、国際総合部門金賞を頂くことができた」と顔をほころばせた。
目の高い実需者の間では確実に𠮷成さんの米への評価が高まっている。
昨年初めから、福島県須賀川市にある高級旅館「おとぎの宿米屋（よねや）」への納品が始まった。同旅館では供する食事の素材は全て無農薬或いは有機栽培。食の安全・安心を何より大切に考える米屋では社長と料理長が一昨年、𠮷成さんのほ場を訪れ、田植から収穫まで視察し、ほ場管理に大いに満足すると共に、もともと米屋だった米屋（よねや）の社長は、𠮷成さんの精米工場の清潔で効率的な作業と、熱を持たずに粒ぞろいの仕上がりに非常に感心していったということだ。
𠮷成さんのエアコン完備の精米作業用クリーンルームには、丸七製作所のオールインワン精米機のハイエンドモデル「ＭＣ２００ＲＨＳＡ」と「Ｓ―ＢＯＸ」が快調に稼働。まさにコメ目利きのプロから、生産から調製まで太鼓判をもらったというわけだ。
「これまでの精米機は、米が熱くなったり、しばらく使うと糠詰まりで困ることがあった。丸七のオールインワン精米機ではそのようなトラブルは一切、出ていない。精米は、食卓に上るお米の味を大きく左右する。精米時に米が熱くならず、石取りや小米取りがバランスよく一体型となっている精米機はなかなか無く、このオールインワン精米機には非常に満足している」と𠮷成さんは話した。
【オールインワン精米機ＭＣ２００Ｒシリーズの特長】①超低温精米（精米時・精米後のダブル冷却）②強力な除糠力③割れ米発生防止④石の除去⑤小米の除去（粒ぞろい）⑥専用昇降機で袋詰めも簡単⑦掃除やメンテナンスが簡単。
《ハイスピードモデルの主な仕様》▽容量＝30㎏▽主要動力＝三相２００Ｖ／3.7kW▽能率＝３００㎏／ｈ▽寸法＝全高１１１０×全幅８５０×奥行７３５㎜▽出口高＝袋取７９０㎜（ホース含まず）、精米５６５㎜▽質量＝１７５㎏。
【サイクロンボックスＳ―ＢＯＸの特徴】①精米環境を清潔に保つ②ヌカの集積・密閉③ネズミ、害虫（メイガ、コクゾウムシ、コクヌストモドキなど）の侵入防止④満杯時のお知らせランプ付き。
《主な仕様》▽用途＝精米機専用▽適用電圧＝単層１００Ｖ▽ヌカ収容量＝９㎏▽寸法（高さ×幅×奥行）＝１３３５×６０５×４７０㎜▽製品質量＝32㎏。
𠮷成さんは５年前まで天栄村役場の農政課に勤務し、村が誇る〝天栄米〟のブランド化に尽力してきた。𠮷成さんが中心となって「天栄米栽培研究会」を立ち上げ、講師を招いての勉強会などを行い、米の食味・品質向上や有機栽培・特別栽培でのブランド米づくりの取組みを行ってきた。その甲斐あって、天栄米は、２００８～２０１６年度まで９年連続で同大会の最高部門にあたる国際総合部門で金賞を受賞した。そして５年前に退職した後は、満を持して自らも実家の稼業である米農家の跡を継いだ。現在、所有する７町歩に加え、近隣農家らの受託７町歩、計14町歩で水稲を栽培。
うち、1.5町歩は漢方の有機肥料を用い、紙マルチで抑草し除草剤を一切使わない、こだわりの有機栽培。「できた米の味が全く違う！田んぼの生き物も元気だ」と胸を張った。
𠮷成さんは「ところが、いざ自分がやってみると、これがなかなか難しい。コンクールに応募してもノミネートもされず、４年間悔しい思いをしてきた。しかし、今年こそはと、磨いてきた基本技術を再検証し徹底、高温障害対策などにも工夫した。その甲斐あって、今回は、国際総合部門金賞を頂くことができた」と顔をほころばせた。
目の高い実需者の間では確実に𠮷成さんの米への評価が高まっている。
昨年初めから、福島県須賀川市にある高級旅館「おとぎの宿米屋（よねや）」への納品が始まった。同旅館では供する食事の素材は全て無農薬或いは有機栽培。食の安全・安心を何より大切に考える米屋では社長と料理長が一昨年、𠮷成さんのほ場を訪れ、田植から収穫まで視察し、ほ場管理に大いに満足すると共に、もともと米屋だった米屋（よねや）の社長は、𠮷成さんの精米工場の清潔で効率的な作業と、熱を持たずに粒ぞろいの仕上がりに非常に感心していったということだ。
𠮷成さんのエアコン完備の精米作業用クリーンルームには、丸七製作所のオールインワン精米機のハイエンドモデル「ＭＣ２００ＲＨＳＡ」と「Ｓ―ＢＯＸ」が快調に稼働。まさにコメ目利きのプロから、生産から調製まで太鼓判をもらったというわけだ。
「これまでの精米機は、米が熱くなったり、しばらく使うと糠詰まりで困ることがあった。丸七のオールインワン精米機ではそのようなトラブルは一切、出ていない。精米は、食卓に上るお米の味を大きく左右する。精米時に米が熱くならず、石取りや小米取りがバランスよく一体型となっている精米機はなかなか無く、このオールインワン精米機には非常に満足している」と𠮷成さんは話した。
【オールインワン精米機ＭＣ２００Ｒシリーズの特長】①超低温精米（精米時・精米後のダブル冷却）②強力な除糠力③割れ米発生防止④石の除去⑤小米の除去（粒ぞろい）⑥専用昇降機で袋詰めも簡単⑦掃除やメンテナンスが簡単。
《ハイスピードモデルの主な仕様》▽容量＝30㎏▽主要動力＝三相２００Ｖ／3.7kW▽能率＝３００㎏／ｈ▽寸法＝全高１１１０×全幅８５０×奥行７３５㎜▽出口高＝袋取７９０㎜（ホース含まず）、精米５６５㎜▽質量＝１７５㎏。
【サイクロンボックスＳ―ＢＯＸの特徴】①精米環境を清潔に保つ②ヌカの集積・密閉③ネズミ、害虫（メイガ、コクゾウムシ、コクヌストモドキなど）の侵入防止④満杯時のお知らせランプ付き。
《主な仕様》▽用途＝精米機専用▽適用電圧＝単層１００Ｖ▽ヌカ収容量＝９㎏▽寸法（高さ×幅×奥行）＝１３３５×６０５×４７０㎜▽製品質量＝32㎏。
