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ホソダ 秋の展示会に600軒超 トラクタ試乗会も盛況 

埼玉県の有力農機販売会社、ホソダ=河口淳子社長、春日部市八丁目=は、麗かな秋晴に恵まれた11月11日~12日、『秋の展示会』を開催。会場には、小型~中型を中心に幅広いラインナップのトラクタ及び作業機、管理機、草刈関連機械、中古農機など、また協賛メーカー約20社も出展し地域の農家が求める商品を網羅。2日間で638軒の来場者で盛況だった。

 今回の『ホソダ秋の展示会』では台数限定のトラクタ特価販売に加え、GSトラクタ直進体感試乗会が行われたほか、12日には『第7回食味コンクール』も開かれた。
 『トラクタ試乗会』も非常に好評で、5台のトラクタが用意されたが、機種によっては順番待ちも見られた。試乗者はGS付とGSなしの乗り比べや作業機とのマッチングなども確かめていった。試乗後に感想を聞くと「直線部分は確かに楽だね。疲れない」、またMR700+アースロータリー(松山)を試乗体感した幸手市の田中憲一さんは「やはり馬力が大きいと力強い。それでも深く爪が食い込むときにはハンドルが取られそうになった」と話した。耕された土は靴が埋もれるくらいフカフカだった。また「いま、廃業する農家からの委託が増え、面積は否応なく増えている」ともらした。前向きな農家は常に先を見越しての情報収集に熱心だと感じた。二人ともホソダとの付き合いは祖父の代からという。「ご来場頂いた方には何かしら、感じて、掴んで帰って頂きたい」(河口社長)と、同社では毎回、時代を捉えた企画を組込んでいるが、これも長いお付き合いに繋がる要因の1つと感じた。
 ホソダでは平成16年から毎年3月に食味コンクールを開催、静岡製機(静岡県袋井市)の協力のもと、同社の食味分析計を使い、水分、アミロース、脂肪酸度から玄米の食味スコアを測定し、展示会の会場で表彰してきた。またスコア80点以上には、同社から食味値を証明する『美味しいお米認定書』を贈呈。これを差別化のアイテムとして活用して欲しいとしている。今回も266検体が出品され、優秀賞1名、準優勝1名、優秀賞10名計12名が表彰された。

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