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給餌ロボットに注目 岩手全国展で紹介 コーンズ・ エージー

コーンズ・エージ―=南部谷秀人社長、北海道恵庭市北柏木町=は、先ごろ開催された岩手県全国農業機械実演展示会で、各種農業機械と共に給餌ロボット『レリーべクター』を展示し注目された。
 レリーべクターは一定時間ごとに給餌通路を餌寄せし走行しながら、残飼量をチェック。残飼が少ない場合は、飼料倉庫に移動し倉庫内の飼料積込みシステムと連動し牛群ごとに設計されたサイレージや配合飼料を補給してミキシング。牛舎に戻り餌を給餌するという一連の流れをすべて自動で行う。
【レリーベクターの機能・特長】▽安全性=セーフティーセンサーにより障害物との接触を感知し停止▽正確な走行ルート=超音波センサーとジャイロセンサーの組み合わせで壁やフィードフェンスとの距離を読み取りながら走行。左右両方の読み取りができ、直進・後進・回転・待機が可能▽段差は1㎝まで、勾配は5%未満まで走行=障害物をスムーズに乗り越えるため、スカートをリフトアップする機能を装備、許容内であれば段差や勾配の走行が可能▽フィードセンサー=残餌量をスキャンし、設定されたレベル以下になると給餌を開始する。スキャンの間隔は設定で変更可能。
 ▽ミキシングホッパー=頑強に設計されたホッパー内にはナイフを装備、飼料タイプに合わせオーガー形状及びナイフの数量等が選択できる。カウンターナイフも標準装備されプログラムにより出入りのタイミングを自由に変更できる。また長物の飼料に対しても素早い切断と適切なミキシングを実現。粗飼料の対流を促す牧草に適した理想的な形状。また紡錘状に設計されたホッパーとリングによりオーバーフローを防止。排出口に設置されたマグネットがTMRに混入した金属片をキャッチする。

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