農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

岡山農栄社＝入野恒司社長、岡山市中区雄町３９４―３＝は、ロングタイプの新型刈払機５タイプを発売した。竿の長さが標準の竿より15～70㎝長く、背の高いユーザーの「標準サイズでは腰が痛くなる」といった声に応えた。中山間地における高傾斜地や広範囲での草刈作業でのニーズも見込む。　
　同社は標準タイプで軽量・パワフルな刈払機「ＩＳＸ」やエコ＆タフネスタイプの刈払機「ＩＧＸ」などを販売しているが、このほどいろいろな長さのロングタイプが加わり、さらにラインナップが充実。様々な使用環境に応じて選択の幅が広がった。
　排気量23㏄エンジンの「ＩＮ２３２」は、15㎝延長竿の「ＩＮ２３２ＭＰ15」、30㎝の「同30」があり、それぞれ両手ハンドルとループハンドルの２種類から選ぶことができる。
　さらに広範囲の草刈作業に対応する50㎝延長の「同50―Ｗ」は全長２２６５㎜、70㎝延長の「同70―Ｗ」は全長２４７３㎜になり、広範囲の草刈作業の効率が上がる。いずれもツーグリップ仕様のみ販売。排気量26㏄エンジンで30㎝延長竿の「ＩＮ２６２ＭＰ30」もあり、刈刃約１枚分先の草刈が可能。両手ハンドルとループハンドルの２仕様を用意している。