農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > 大同塗料 太陽光遮光材を拡販 ハウスの温度上昇を抑制

大同塗料 太陽光遮光材を拡販 ハウスの温度上昇を抑制

大同塗料=大阪市淀川区三津屋北2―14―18=のハウス用吹付け式太陽光遮光材「クールコート」が、各地で実績を重ねている。温室ハウス外面に噴霧することで太陽光を約30%カットする資材で、暑い夏の日のハウス内の過度の温度上昇を抑える。2カ月程度で自然に落ちるように設計されているのも特長だ。
 外気温が30℃を超えるような日は、ハウス内の気温を3~5℃程度低下させるだけで作物や作業者にとって快適な環境となる。また、過度な直射日光を効率よく和らげるため、日射による作物表面の日焼けや傷みを軽減したり、収穫期間が延びたりする効果もある。
 「クールコート」は水で希釈後、動噴でハウスの屋根に吹き付けるだけ。ハウスフィルムの種類と遮光目的に応じてPO・ガラス用、農ビ用、長期用と3タイプのクールコートがあり、いずれも1缶10ℓ。8倍希釈の場合、約1反の散布が可能。水性で、使用の添加剤はFDA(アメリカ食品医薬品局)に登録されており、安心して使用できる。イチゴやトマト、バラ、キクなど温室ハウスで栽培される作物全般に効果がある。
 同社の検証では、塗装有と塗装無を比較した場合、ハウス内の地表温度で約10℃、作物(トマト)の表面温度で約4℃の差があることが分かった。
 雨風により数カ月程度で自然に落ちるようになっており、一年のうち日射の強い時期だけ利用できる。吹き付けにより、ハウス表面が傷んだりすることもない。

関連記事

クボタの全地形型プラットフォーム車両「KATR」が「レッドドット・デザイン賞」を受賞

クボタの全地形型プラットフォーム車両「KATR」が「レッドドット・デザイン賞」を受賞

那須高原の名店『清流の里』──幻の玄蕎麦「信濃一号」と丸七製作所の最新製粉機が生む極上の“清流そば”

那須高原の名店『清流の里』──幻の玄蕎麦「信濃一号」と丸七製作所の最新製粉機が生む極上の“清流そば”

マツモト、新型長ネギ根葉切り皮むき機「ベストロボスマートX(MBX-1型)」を発表|自動位置合わせで高精度・高収益を実現

マツモト、新型長ネギ根葉切り皮むき機「ベストロボスマートX(MBX-1型)」を発表|自動位置合わせで高精度・高収益を実現

【秋田県種苗交換会・農業機械化ショー2025】湯沢市で開催|農業の伝統と革新が集う5日間 2025年10月31日(金)から11月4日(火)まで

【秋田県種苗交換会・農業機械化ショー2025】湯沢市で開催|農業の伝統と革新が集う5日間 2025年10月31日(金)から11月4日(火)まで