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電波圏外でも精密農業 独自のRTXサービス ~ニコン・トリンブル~

トラクタや田植機にGNSSガイダンス・自動操舵システムを取り付けて先進的な農作業が行われるようになってきた。背景には、基地局やインターネットより補正情報を受信して高精度な位置精度情報を利用できるサービスが普及したことがあげられる。その一方で、農業環境の多くがそのサービスを利用できないという現実もある。補正情報を受信するためのインターネットの圏外、5~10㎞圏内に無線基地局がない、あるいは、ほ場内で電波が安定して届かない、全く圏外となってしまうケースは少なからず存在しており、自動操舵を利用して精密農業をしたいと思ってもあきらめてしまうケースが今後も増えそうだ。その不可能を可能にするサービスが存在する。それがニコン・トリンブル=東京都大田区南蒲田2―16―2=の「Trimble RTX」サービスだ。
 このサービス最大の特長は、赤道上空にある静止衛星から補正情報を発信している点にある。GNSSで位置情報を取得するのと同じ原理で補正情報を受信できるので、インターネットや無線の電波が届かない・届きづらい場所でも安定して高精度な位置情報を使用することができる。インターネットを使用するためのスマートフォンや無線機のような追加のデバイスを購入・設定する必要が不要。また、補正情報サービスを使用するには端末費用と通信費やサービス利用料の3つのコストが必要だが、Trimble RTXサービスは支払うお金が補正情報サービス利用料の1つだけで済むのも魅力的だ。
 同社は、作業に必要な位置精度に応じて2つのサービスを展開。無料のDGPS補正情報の精度で満足できない、しかし手動より高い自動操舵精度を求めるなら位置精度15㎝のTrimble RangePoint RTX、RTK同等の位置精度2~3㎝の高精度な位置情報で利用する作業が必要ならTrimble CenterPoint RTXを選ぶことが出来る。
 電波が安定して届かない場所で作業されているのなら、同社のRTXサービスを検討してみてはいかがだろうか。

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