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クボタが’22年上期新製品発表 KSAS新プランも

クボタは1月19日、新製品①クボタスマートアグリシステム(新KSAS・新料金プラン)②トラクタFT240メカスペシャル③トラクタ新型レクシア④アグリロボトラクタMR1000AH(KVT仕様)⑤田植機ナビウェル⑥自脱型コンバインカルウェイと関連商品⑦散布用ドローン⑧ラジコン草刈機⑨畦畔草刈機GCMaster⑩クボタアグリガイダンス⑪たまねぎ調製機⑫たまねぎディガー⑬ほ場水管理システムWATARAS直接通信(LTE―M)型の13機種を発表した。

【クボタスマートアグリシステム(新KSAS・新料金プラン)】
《開発のねらい》担い手農家が抱える、ほ場管理や従業員管理、気象変動による収量品質低下等の課題に対し、クボタでは、電子地図によるほ場管理やパソコン、スマートフォンによる作業記録等の「農業経営の見える化」、通信機器やセンサー等を搭載するスマート農機を活用した作業情報や作物情報の記録、可変施肥等による「データに基づく収量・品質向上を目指す新しい営農サイクルの実現」をサポートする「クボタスマートアグリシステム(以下、KSAS)」のサービスを提供している。2021年3月からは「新KSAS」として担い手農家が現場で、更に使い易いよう段階的にリリースを行っている。
 今回(1月19日)のリリースでは、パソコンでの基本機能の操作が「新KSAS」上でできるので、本格的に「新KSAS」の活用ができるようになった。また、2022年2月からKSAS営農コースに新料金プランとして無料プランをスタート。ほ場登録枚数が100枚までは機能制限なしでKSASの全機能を利用できる。無料プラン設定により、農業を支える担い手農家をKSASで支えていくとしている。
《主な特長》(★印は新機能)①★作業進捗マップ機能▽進捗状況の確認時、ステータスの詳細が色別表示でわかりやすくなった。「作業項目」「作付計画」、「作業期間」を指定し、どの作業がどのくらい進んでいるのかマップ上で一目で確認できる▽作付計画に対しての進捗状況をグラフ化して確認でき、管理している経営者にとって作業の進捗確認や終了の目途が立てられるようになった②作付計画・ほ場台帳・各種台帳=作付計画をはじめ画面全体をすっきりさせ、作成・確認をしやすく。経営者にとってスムーズに操作できるようになった③★営農コース無料プラン=2022年2月から営農コースに無料プランをスタート。ほ場登録枚数100枚までは、機能制限なしでKSASの全機能を利用できる(ほ場登録枚数101枚以上は有料プラン)。加えて、無料プラン・有料プランに関わらずKSASは入会特典として初年度無料。
 申込にはKSAS営農コースに入会が必要。KSAS専用WEBサイト((https://ksas.kubota.co.jp)から。
 コース・料金体系は①KSAS営農コース=担い手農家向けのほ場管理や日誌等の営農マネジメント機能を利用できる。KSAS対応機と連動することで収量や品質の向上等、課題解決に取り組め経営の安定化が期待できる②KSAS機械サポートコース=主に販売会社・販売店・JAが農家の機械順調稼働をサポート。KSAS対応農機を持っている人が無料で利用できる。農家がスマートフォンで機械情報を確認できる「MY農機」サービスも提供③システム利用料=▽KSAS営農コース=無料プラン(ほ場登録100枚以下):初年度無料(1年間)、2年目からも無料と有料プラン(同101枚以上):初年度無料(1年間)、2年目からは月額2200円(税込)▽KSAS機械サポートコース(MY農機サービス含む):無料。

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