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新設の加須営業所に 園芸工具のショールーム ~マキタ~

マキタ=後藤宗利社長、愛知県安城市住吉町3―11―8=は、充電式園芸用機器(OPE)の販売拡大に向け、国内外での積極的な倉庫・物流設備への投資を計画。
 同社は今年3月末でエンジン製品の生産を終了し、充電式製品の開発・生産・販売に経営資源を集中させる。こうした中で東日本エリアをカバーする埼玉物流センターが昨年9月10日に完成し、11月から本格稼働した。また、物流センターに併設して10月11日には埼玉支店加須営業所(埼玉県加須市北大桑宮下516番地5)を新設し、園芸工具のショールームも開設。新たな顧客との接点拡大を図る場として、今後の情報発信拠点とする考えだ。
 加須営業所は国内124番目の営業所(昨年11月末で126営業所)となる。担当エリアは埼玉県北東部と茨城県西部の2県をまたぐ地域。営業所にOPEショールームを併設したことで営業所の入口もぐんと入りやすくなった。中に入ると同社のイメージキャラクターでプロバスケットボール選手八村塁の等身大パネルが出迎えてくれる。店内には、40Vmaxリチウムイオンバッテリを使用した充電式園芸用機器などがずらりと並ぶ。40Vmaxシリーズの充電式園芸用機器は草刈機をはじめ、ブロワ、ヘッジトリマ、アースオーガなど続々登場しており、新規の取扱拡大につながっている。
 野本貴史所長は「ここにあるのは全て充電式。マキタの充電式商品をPRする場となっており、当社が目指す『みんなでつくる脱炭素社会』を情報発信する場にしたい。ショールームを見学後、屋外にある実演場で実際に作業を体感できる体験型ショールームにもなっている」と説明。「来場者には先入観でエンジンの方が圧倒的に能力は高いと思い込んでいる方も多いが、実際に使ってみるとエンジンと同等のパワー感を体感して驚かれるケースも多い」という。
 充電式商品は燃料を使わなくていいため作業が楽であり、騒音問題もないのでエンジンよりもいい点などをユーザーに説明している。
 「実際に見て・触って・体感して、購入する際の判断材料の一つにしてもらえれば」と野本所長。
 営業所入り口には横断幕を張り、一般客の来店を促している。各種イベントも開催する予定だ。
 コロナ禍での巣ごもり消費から庭いじりがブームとなり、同社の充電式商品の売れ行きも好調。40Vmaxシリーズをはじめ関連商品が多く、同社のバリューチェーンを紹介するにはもってこいの場所といえそうだ。

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