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ニコン・トリンブルから超低速自動操舵が可能な新ファームウェアが登場

ニコン・トリンブルから超低速自動操舵が可能な新ファームウェアが登場
ニコン・トリンブル=東京都大田区南蒲田2―16―2=は、GNSSガイダンス・自動操舵システム〝Trimble GFXシリーズ(―750、―350)〟の新ファームウェアバージョン「FW11・24」をリリースした。舵角センサーなどの追加部品を必要とせずに、ごぼうや長いもなどで行われるトレンチャー作業をはじめとした時速0.1~0.2㎞の超低速での自動操舵が可能に。この他にも、より使いやすいインターフェースや革新的な機能が追加されている。

 新ファームウェアはTrimble社が日本の生産者の要望に応え、ニコン・トリンブル社と共同開発したもの。〝超〟低速自動操舵と共にポイントに上げたいのが舵角センサーなどの追加部品を必要としないこと。一般的な自動操舵システムは、超低速での自動操舵にステアリングの舵角センサーが必要とされるが、舵角センサーは精密な調整と施工が必要なため、取り付けに時間がかかる上、作業後の洗車などで故障してしまうことも。Trimble GFXシリーズはこうした舵角センサー不要なので、基本装備のみで超低速自動操舵が可能だ。その他のポイントは次の通り。
 ▽より簡単な操作ができるユーザーインターフェース=従来より操作のイメージがしやすいボタンのデザインに。日頃農業機械を操作しない人でもすぐに作業ができ、タッチパネル操作時のヒューマンエラーによる設定ミス防止機能を追加した。
 ▽より速い作業データの同期=ほ場作業データ蓄積クラウドサービス〝Farmer Core〟で、複数のガイダンスディスプレイで作成されたデータをクラウド上に同期する機能〝AutoSync〟での同期時間を飛躍的に短縮。複数のガイダンスディスプレイ間での作業データ・ほ場データ共有をより短時間、より大量に行うことが可能となった。
 ▽タッチ操作で様々なパターンの手放し旋回=枕地における自動旋回機能(NextSwath)では、防除畝を作成することに適した旋回パターン(2条飛ばしで進み1条飛ばしで戻るターン)が新たに追加。条端における旋回でハンドルを切り返すことなく、時間のムダを減らして作業が行えるため楽。
 ▽新たな測位エンジンの使用が可能=新たな測位エンジン〝Trimble ProPoint〟は衛星からの電波のフィルタリング・ノイズ除去能力が飛躍的に向上し、防風林際などの電波が安定して届きにくい場所でも高精度な位置測位を行うことが可能。位置情報補正データ配信サービス〝Trimble RTX〟の測位時間も従来の3分の1の時間で測位が可能となった。
 FW11・24は、2022年1月中旬出荷分のTrimble GFXシリーズよりプリインストールする。GFXシリーズユーザーで、バージョンアップを希望する際は、トラクターメーカー販売店まで問い合わせを。

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