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ドローンで適期防除 オプティムがデジタル解析で最適予測

ドローンで適期防除 オプティムがデジタル解析で最適予測
オプティムは、生育予測技術や害虫発生予察技術とドローン防除の知見を組み合わせた「ピンポイントタイム散布」を開始する。同社はこれまでハスモンヨトウ等の害虫等が検知された場所に農薬を散布する「ピンポイント農薬散布」や「ピンポイント追肥」を展開してきたが、今回新たに追加した「ピンポイントタイム散布」は、気象データや作物の生育予測等から防除適期を予測して、ドローンによる防除まで請け負うもので、最小限の農薬で最大限の防除効果の実現を目指すとしている。なお、対象はドローンで散布可能な作物で、同社では「農薬登録の多い米、麦、大豆などを主なターゲットとしている」という。
【サービスの特長】▽IT技術力を生かし農薬散布をデジタル化=一般的な農薬散布代行サービスでは、サービス対象は散布作業のみだが、本サービスでは、資材の決定や注文情報のデジタル化、委託パイロットの選定、散布日の決定まで全ての作業をトータルで対応する。防除取りまとめ団体側の手間を大幅に削減する▽地域内の散布適期を簡易的に予測可能=作物の生育予測技術を活用することで、生育ステージを予測できるため、最適な散布日を手軽に予測することができる。予測結果をもとに散布スケジュールを組むことで、パイロットの調整がスムーズになる▽ドローンオペレーションノウハウを活用したパイロット育成=これまで農業事業で培ってきたドローンのノウハウをパイロット育成に活用。各地域でパイロットを育成することで地域内で運用できる体制の構築を可能とする▽ドローン防除のため中山間地でも効率的に対応可能=ドローンは操縦性が容易であり、無人ヘリの導入が困難な中山間地でも対応することができる。またドローンは無人ヘリよりも安価なため平地での防除でも台数を増やして対応することで効率を落とさず散布できる。
 なお対応面積は10‌ha以上。料金は2021年内の相談に限り1ha1万4000円(税別)から。

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