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草刈り作業の新兵器 エコーT字型バリカン発売 ~やまびこ~

共立」「新ダイワ」「エコー」ブランドの、やまびこ=久保浩社長、東京都青梅市末広町1―7―2=が2022年に向けた新製品を発表。先週に続いて、今回は〝イナズマバリキ〟で大好評のエコー50Vバッテリーツールから登場する待望のT字型バリカン「BTT510」を紹介する。掃除機を使うようなスタイルで草刈り作業ができる同機。来年春に発売予定だ。
 エコーT字型バリカンの開発コンセプトは〝安全性・操作性・多様性〟。カッター部にバリカンをT字型に配置した草刈り作業が楽しくなる製品だ。
 刈払い作業でありがちな飛び石や空き缶やペットボトルの飛散が少なくできるのがセールスポイント。バリカン部にプロテクターを採用することで安心して使えるようになっている。
 操作性も掃除機を使うように前後に動かして往復刈りが可能。バリカンの角度調整もワンタッチで簡単にでき、バリカン下部に車輪とソリを搭載することで平面地では車輪がスムーズに、凹凸部はソリで乗り越え、特殊ブレードの採用で壁際まで綺麗に滑らかな作業を実現する。
 また、同機では「オートブースト機能」を搭載。草が生い茂った場所では回転数を制御して刈りやすい回転帯を調整し、しつこい草も軽快に刈り込める。こうした点から、アスファルト上の作業からキワ刈り・フェンス下・公園の草刈りなど幅広い場面で能力を発揮する。
 この他、バリカン刃はギアケースを分解せずに脱着でき、メンテナンス性も優れているほか、バッテリーはエコー50Vリチウムイオンバッテリーを搭載。低振動・低騒音・排ガスゼロのスマートな作業だけでなく50Vのハイボルテージのパワフルで軽快な作業を実現。バッテリーはエコー50Vバッテリーツールに共通なので作業の幅が広げられた。
 先日東京ビッグサイト青海展示棟で行われた「草刈り・除草ワールド」で参考出品。デモコーナーには多くの来場者が足を止めて使いやすさを体感したり、飛び石の心配なく作業できる様子をみたりと、高い関心を集めていたばかり。誰でも簡単かつ安心して草刈り作業が行える同機は注目を集めること間違いなしだ。希望小売価格は本体のみ税込6万1600円、本体・1Pバッテリー・充電器セットで9万9000円、本体・2Pバッテリー・充電器セットが10万8900円、2022年春に発売予定。
 この他、共立GoGo刈払機の新製品「SRE2327G」、「SRE2627G」を発売したほか、共立ウッドチッパー「KCM140DX(2022年4月発売予定)」・「KCM140BL(同年2月発売予定)」、共立畔草刈機「AZ301A(同年1月発売予定)」・「AZ1317F(発売中)」・「AZ634(発売中)」、新ダイワブランドより幅広い作業で活用できるインバータ発電機「IEG2501(同年1月発売予定)」なども発表した。

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