農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

【乗用管理機・愛さいかＪＫＺ23】水田防除から畑作の管理までの様々な作業を１台でこなす乗用管理機が作物への適応性を向上させて新登場した。乗用管理機「ＪＫＺ23」はカラーモニター採用。作業速度だけでなく、散布量からブームの位置まで分かり易く表示されるようになった。さらに作業履歴や機械情報が確認できるアグリサポートを使えばより詳しい情報がタブレットに表示できる。
　また最低地上高をアップ。作物をまたいで作業を行う場合でも作物と接触しにくくなった。また、機体下部をカバーで覆い作物に傷がつくことを軽減。ホイールベースも延長し（１６２０㎜）、前後のバランスが確保されより安定した作業が可能となった。ブームには機体上下方向からの衝撃を吸収する衝撃吸収装置を装備、凹凸の多いほ場でもブームの揺れを抑えた精度の高い作業を実現する。更に便利な作業としてブームの一発自動収納・展開機能を搭載。ワンタッチで作業状態と収納直前位置まで自動で作動するので楽にスムーズな作業が可能だ。
【１戸あたりの栽培面積が増加傾向にある野菜作業の効率を大幅アップする野菜移植機】歩行型全自動野菜移植機ナウエル「ＰＸＺ１００」、歩行型半自動ナウエル「半自動ＰＶＨ１０３／２０３」、乗用型野菜移植機ナウエル「ＰＶＨＲ２０３／４０３」がデザインを一新し新登場。高い植え付け精度の横開きホッパーや、水平調節など従来機で好評の機能はそのままに、より使いやすくなった。具体的には「機体降下ストッパ」により、ほ場での休憩時などスタンドを立てられないうねの途中でも機体を上げた状態で固定可能に。主変速レバーをハンドル手元に配置、またシートの調節幅を６センチ４段階に拡大（乗用のみ）。体格や好みに合わせ楽に作業できるようになった。
　様々な地域体系や生産者のニーズに合わせた野菜移植機を用意し野菜農家をサポートしていく。
　次に農業経営者の課題解決等に寄与するサービスを紹介。
【営農ソリューションポータルサイト・Ａｍｏｎｉ】商品だけでなく、モノからコトへ、新たなサービスを展開している。営農ソリューションポータルサイト「Ａｍｏｎｉ」は、各分野を代表する国内外の様々な企業が参画し、各企業から提供されるコアな商品情報や技術情報、またこれらを活かした営農、栽培、先端技術情報などバラエティに富んだリアルな実演・実証・イベント情報を一括して掲載。具体的には天気、雨雲レーダー、積算温度予測、水稲生育予測、実演、実証に加え、各種案内などすべて無料で使える。農産物の品質、収量の安定や栽培管理スケジュールの組み立てに役立つ地域ごとの積算温度予測や水稲生育予測の提供を通じ生産者の生産性向上を応援していく。
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　最後にさなえちゃんが『ファーミングシュミレーター』について紹介。「国内農機メーカーとしては初めて井関トラクタＰＪＶ９８５が登場した。プレイヤーが農場主となり、実在する農業機械を使いながら農業や畜産、林業など大規模農場経営が体験できるゲームで、２００８年の発売以来、シリーズ累計２５００万本以上が発売されている、世界中で根強い人気のゲームソフト。バンダイナムコエンターテインメント社から発売されているのでぜひ体験してみて」と。
【２０２２年井関農機上期新商品】①トラクタＮＴＡ直進アシスト仕様３型式②トラクタＴＪＶ８８５低コスト農業応援機③トラクタＴＪＸ７４３ラジアルタイヤ仕様④トラクタＴＱ１４３狭幅仕様⑤ミニ耕うん機ＫＣＲ６５９⑥ミニ耕うん機ＫＭＲ３シリーズ３型式⑦ミニ耕うん機ＫＶＲ７５３⑧２輪管理機ＫＫ７シリーズ４型式⑨田植機ＰＲＪ８ロボット仕様⑩汎用コンバインＨＣ１１５３⑪野菜移植機ＰＶＺ１００⑫野菜移植機ＰＶＨ１０３／２０３・２型式⑬野菜移植機ＰＶＨＲ２０３／４０３・２型式⑭乗用管理機ＪＫＺ２３⑮農産物保冷庫ＦＳＶ―ＤＸ仕様３型式⑯その他ＩＳＥＫＩ・ｌｏＴ・高精度ＧＮＳＳ位置情報サービス。
　これらについては次週以降順次掲載予定。