新素材「MOF」技術 Atomisと資本業務提携 ~クボタ~
クボタ(北尾裕一社長)は、「MOF」と呼ばれる新素材開発における高い技術力を持つ㈱Atomis(浅利大介CEO)に出資した。クボタのオープンイノベーションの推進部門「イノベーションセンター」を通じて、食料・水・環境分野で活動する国内外スタートアップ企業への出資や協業交渉などを進め同分野でのソリューション事業の開発を加速させていく。
今回出資したAtomisが強みを持つ金属有機構造体(MOF:Metal―Organic Framework)は、ナノレベルの多孔性を有する新素材。無数のナノスケールの穴の中に、特定の物質を柔軟に閉じ込めたり放出したりすることができる。
材料の組み合わせにより、吸着する対象とする物質や条件を自由に選定・設計することが可能でこのような特性を生かし、将来はエネルギー、環境ソリューションなどの幅広い産業領域での活用が期待されている。
クボタは今年5月、2050年に向けた環境面での事業活動の方向性を示す「環境ビジョン」を策定。今回の出資を通じ温室効果ガスの削減や資源循環型社会の実現に向け、食料・水・環境分野におけるMOF活用の可能性を広く模索していく。
【Atomisの概要】▽設立=2015年▽所在地=京都市上京区▽事業内容=MOFの開発、製造など。
今回出資したAtomisが強みを持つ金属有機構造体(MOF:Metal―Organic Framework)は、ナノレベルの多孔性を有する新素材。無数のナノスケールの穴の中に、特定の物質を柔軟に閉じ込めたり放出したりすることができる。
材料の組み合わせにより、吸着する対象とする物質や条件を自由に選定・設計することが可能でこのような特性を生かし、将来はエネルギー、環境ソリューションなどの幅広い産業領域での活用が期待されている。
クボタは今年5月、2050年に向けた環境面での事業活動の方向性を示す「環境ビジョン」を策定。今回の出資を通じ温室効果ガスの削減や資源循環型社会の実現に向け、食料・水・環境分野におけるMOF活用の可能性を広く模索していく。
【Atomisの概要】▽設立=2015年▽所在地=京都市上京区▽事業内容=MOFの開発、製造など。