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初田拡撒機が集草管理機を発売 新型機構で集草力アップ

ゴルフ場や緑地向け管理機を手掛ける初田拡撒機=初田稔社長、大阪市西淀川区千舟1―5―58=はこのほど、フェアウェイ・ラフ用の大型スイーパー「ハツタホークHS7400」を発売した。2・57㎥の大型ホッパーを搭載し、作業幅は1520㎜。新型の作業機構の採用で、従来機「HS7200」に比べ集草の吸引力を向上させた。オペレーター位置の重心も下げ、安全で運転しやすいポジショニングにした。
 クボタのディーゼルエンジンV1505―E4Bを採用。28・4馬力のクラス最小エンジンながら、油圧システムを効率化し、登坂不足・作業時のパワー不足を解消した。最大登坂角は20度、最大傾斜角は15度。
 特長は、抜群の集草力を支える新技術「リサーキュレーティングシステム」。ローター板で引き起こした吸気風をケーシング内部で循環する技術で、同システムにより従来機と比べ吸引力がアップ。清掃能力が向上した。吸気風は閉鎖空間を循環するため、ほこりの飛散も減少する。
 シートポジションの重心を低くし、視界が広く取れるようにオープンにした運転席から前輪タイヤが確認できるため、安全域を目視しながら運転できる。ハンドチルト、メカニカルシートは標準装備で快適な運転が可能。
 清掃方式は、ブラシ+ローターによる跳ね上げ一段式。ブラシの高さ調整は、左右にあるブラシ高さ調整用タイヤのピンの抜き差しだけで簡単に行うことができ、工具は不要。オプションで防塵、防滴仕様のモニターとカメラを採用。カメラはナイトビジョン対応で暗がりでも後方確認が行える。
【HS7400主仕様】▽寸法=全長3890×全幅1940×全高2010㎜▽乾燥重量2032㎏▽走行速度=低速は0~8㎞/h、高速は0~16㎞/h▽最大リフト高=1800㎜。

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