和歌山で「R150」実演 果樹防除を無人・省力化 ~XAG JAPAN~
XAG JAPAN=兵庫県小野市広渡町=が6月に発売した農業用無人車「R150」の実演会が9月1日、和歌山県で開かれた。液剤散布や運搬などの複数の作業が1台で行える農業用車両。完全自動運転で走行することから、農作業の省力化、作業効率アップが期待できる。和歌山は果樹産出額が全国トップクラスを誇る一方で、果樹分野の機械化の遅れに危機感を抱いている。無人車が〝果樹王国〟のさらなる発展に貢献するものと、県やJA、農家が注目した。