農地バンク活用へ新たな仕組 農地集約加速化へ 年内に関連施策とりまとめ

政府は第30回農林水産業・地域の活力創造本部を開催、農林水産政策改革の進捗状況を確認し、今後の方向性を示した。農地の集積・集約化では、2023年度までに担い手への農地集積率を8割にまで向上させることとしているが、2020年度実績は58%(本紙7月5日号既報)と目標には遠い状況であることから、農地集約化に重点をおいた将来の農地利用の姿の明確化などを盛り込んだ関連施策パッケージを令和3年内を目処に取りまとめることとしている。