農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > みちのくクボタ、新型アグリロボトラクタ 実演、遠隔監視で自動運転はじまる

みちのくクボタ、新型アグリロボトラクタ 実演、遠隔監視で自動運転はじまる

みちのくクボタ、新型アグリロボトラクタ 実演、遠隔監視で自動運転はじまる
みちのくクボタ(矢部建社長、岩手県花巻市)は、先ごろ岩手県滝沢市で開催された岩手県全国農業機械実演展示会の実演圃場で、クボタが来年4月から発売する遠隔監視で自動運転ができる新型アグリロボトラクタ「MRシリーズ」を「農業の転換点到来!」と銘打って、大々的に披露した。さらにRTK補正サービスにはクボタが今年8月から開始したばかりの誤差±2~3cmの高精度な「K-RIS」を使用。最先端のスマート農業技術で来場者を圧倒した。
説明にあたったクボタ農機国内企画推進部製品企画課担当課長の野口康介氏は、農業機械は人の力を機械に置き換えるところから始まり、作業者の負担を減らし快適性を高める方向へ進化してきたと説明。2017年に有人監視下で無人による耕うん、代かき作業などができるアグリロボトラクタを市場投入し、今回は遠隔監視・自動運転ができる新型機が登場したとした。
遠隔監視により、動き続けるトラクタを自宅や別の作業場から見守ることができる。圃場内でタブレットから自動運転を開始すれば、別の場所で作業や休憩をすることも可能となり、時間や場所に縛られない新しい農業の働き方につながると強調した。
進化のポイントは、①遠隔監視による無人運転②人や障害物センサーの性能向上③枕地を含む圃場全面の自動運転④畑作作業への対応強化⑤ラインアップ拡充⑥自動運転対応インプルの拡充――の6点。有人仕様と無人仕様があり、馬力は80馬力(有人仕様のみ)、100馬力、105馬力から選択できる。
適合作業は従来の耕うん、代かき、粗耕起、施肥、播種に加え、心土破砕、培土、中耕除草、条件付きでブームスプレーヤによる防除にも対応。低速から高速まで幅広い車速領域をカバーし、傾斜地作業も可能とした。
監視者はタブレットで機体周辺の映像、作業情報、車両状態、走行経路を確認し、自動運転の開始・停止や設定変更を遠隔操作できる。異常や障害物を検知した場合は通知が表示される。圃場のマッピングとルート作成後、トラクタを圃場内に入れて自動運転を開始すると、中央部、枕地最内周、最外周、中間周の順で作業を完了する。代かきでも枕地最外周まで無人作業が可能。無線リモコンによる簡単操縦機能も備え、前後進、停止、増減速、操舵ができる。
トラクタにはLTE通信ユニットを搭載。AIカメラとミリ波センサーを各5基備え、人や障害物を検知する。位置補正にはK-RISを使用する。
矢部社長は、新型アグリロボトラクタについて「農業機械もいよいよここまで来たのかと感心させられた」とし、今後はアグリロボを中心にスマート農機やKSASとの連動による農作業の効率化、省力化提案をクボタとともに進める考えを示した。

関連記事

欧州機で乾直実現へ マスキオ製ドリル等展示 ビコンジャパン

欧州機で乾直実現へ マスキオ製ドリル等展示 ビコンジャパン

六角形で切れ味抜群 新型ナイロンコードをPR カルエンタープライズ

六角形で切れ味抜群 新型ナイロンコードをPR カルエンタープライズ

香川農機販売に 香川三菱農機販売社名変更

岩手で「DIAPASON」のモニターキャンペーン 「日本農業を元気にする」がど真ん中 ヤマハ発動機

岩手で「DIAPASON」のモニターキャンペーン 「日本農業を元気にする」がど真ん中 ヤマハ発動機