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8年産 飼料米16万t増可能 加工用米等も需要多く

8年産 飼料米16万t増可能 加工用米等も需要多く
多様な米の「需要に応じた生産」について、農水省では、加工用米、新市場開拓用米、米粉用米、備蓄米、飼料用米について需要見込みと生産見込みを比較、需要側が多い状況となっていることから更なる生産を呼びかけている。
 加工用米、新市場開拓用米、米粉用米、備蓄米については、4月17日の鈴木農相の定例会見で報告。加工用米については、27万tの需要に対し生産見込み(1月末の作付意向調査をもとに試算。以下同)が23万tで約4万t不足。新市場開拓用米は需要見込み7~9万tに対し生産見込み5万tで約2~4万tの不足。米粉用米は需要見込み6万tに対し2万tで約4万t不足。備蓄米は需要見込み21万tに対し8万tで約13万tの不足と見込まれ、合計では25万tが増産可能な状況となっている。なお、面積換算では、加工用米、米粉用米は0.7万ha、新市場開拓用米は0.4~0.7万ha、備蓄米は2.4万haの作付けが必要となる計算だ。
 また、4月28日の定例会見では、飼料用米についても、現状を報告。国産米を利用して畜産物の差別化などを図っている畜産農家の需要見込みを約30万tから40万tと推計した。これに対し、1月末の作付意向調査の結果による推計では、24万t程度であり、6万tから16万t程度の増産が可能な状況にある、と指摘。なお、これを面積換算すると、最大2.7万ha。
 鈴木農相は、「『需要に応じた生産』とは主食用、業務用、加工用など多様な用途のお米について、国内外の需要を創出したうえで、その需要を満たしていくということ。飼料用米についても、安定供給が重要な課題。このため、生産者団体に対し、こうした状況について話しをしているところ。また、ゴールデンウィーク明けには、大規模生産者とも意見交換したい」とした。なお、農水省では国産米の利用にこだわりつつMA米も利用する畜産経営、米を輸入飼料の大体とする畜産経営もあり、輸入も含めれば、全体の需要は100万t程度あるとみている。