農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

受付時間 平日9:30~17:00

TEL 03-3831-5281

毎週 火曜日発行
 >  > スマート農業の未来を拓く――農研機構、「WAGRIオープンデー」を開催

スマート農業の未来を拓く――農研機構、「WAGRIオープンデー」を開催

スマート農業の未来を拓く――農研機構、「WAGRIオープンデー」を開催

 農業分野におけるデジタル技術の活用が進む中、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は7月11日、東京都内で農業データ連携基盤「WAGRI(ワグリ)」の利活用を促進する展示・交流イベント「WAGRIオープンデー」を開催した。

本イベントには、ICTベンダーやスマート農業関連事業者など約400名が来場。APIを活用した最新の農業支援サービスが講演や展示を通じて紹介された。出展は、農業分野の先端企業22社と農研機構の2部門による計24ブースで構成されている。

来場者のうち約4割は、農林水産省、自治体、農業研究機関、普及指導員などの公的機関関係者であり、農業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に対する関心の高さがうかがえる。

WAGRIは、農業におけるデータ連携と利活用を推進するオープンプラットフォームであり、農業者・研究者・行政・企業が共通のデータ基盤上で情報を共有・活用できることを目的としている。今回のWAGRIオープンデーは、スマート農業を支える技術革新の最前線を体感できる機会となった。

関連記事

【令和7年産】主食用米の作付意向が大幅増――農水省が最新状況を公表、水稲作付面積は過去5年間で最大規模へ

【令和7年産】主食用米の作付意向が大幅増――農水省が最新状況を公表、水稲作付面積は過去5年間で最大規模へ

【農業機械の安全対策】スピードスプレーヤ使用時の「枝下空間確保」を呼びかけ――日本農業機械工業会が啓発チラシを作成

【岩手】みちのくクボタ、アグリスマイルフェア2025を開催|600超の農家が来場、トラクタ・田植機・コンバイン展示で活況

【岩手】みちのくクボタ、アグリスマイルフェア2025を開催|600超の農家が来場、トラクタ・田植機・コンバイン展示で活況

【無人芝刈機で省力化】共栄社、バロネスULM272の拡販に注力|東北ターフフェスでPR

【無人芝刈機で省力化】共栄社、バロネスULM272の拡販に注力|東北ターフフェスでPR