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ヤンマー TEDOM社買収 エネルギー分野を強化

ヤンマー TEDOM社買収 エネルギー分野を強化
ヤンマーホールディングスのグループ会社、ヤンマーエネルギーシステム(以下、ヤンマーES)は、9月4日(チェコ現地時間)チェコの投資会社ジェット・インベストメントから、チェコのコージェネレーションメーカーであるTEDOM社の株式を100%取得する契約について合意。チェコ規制当局からの承認をもって買収が完了、TEDOM社はヤンマーグループの一員となる。
 TEDOM社は分散型エネルギーシステムの包括的なソリューション、メンテナンス、サービスを提供する世界有数のコージェネレーションメーカー。また、発電、パワーバランシング、電力・ガス販売、ESGコンサルティングなど、さまざまなエネルギーサービスも提供している。約1000人の従業員を擁し、チェコ共和国、ドイツ、ポーランド、スロバキア、アメリカ合衆国、イギリス、カザフスタンで事業を展開しているTEDOMグループは、2024年に約3億1500万ユーロの売上高を見込んでいる。
 本提携により、エネルギー分野におけるヤンマーグループの地位を強化し、持続的な成長を支えることが期待される。
【Jet Investment投資ディレクター・Oldřich Šoba(オルジフ・ショーバー)氏のコメント】今日のTEDOM社は、コージェネレーションユニットのサプライヤーであるだけでなく、包括的なエネルギーソリューションとサービスのサプライヤーでもある。ヤンマーがもたらすTEDOM社の次の章を見るのが楽しみだ。
【ヤンマーES事業責任者Peter Aarsen(ピーター・アーセン)氏のコメント】この取引に感激するとともに、ジェット・インベストメントの支援に感謝している。この戦略的な動きは、TEDOM社のコージェネレーションおよびエネルギーサービスに関する専門知識と、ヤンマーのグローバルな展開および革新的な技術を結集するものだ。両社の強みは互いに補完し合い、将来の成長のための強固な基盤を作り出している。私たちは、TEDOM社とヤンマーが誇る高い基準と価値観の維持に引き続き取り組んでいる。