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ヤハタ会 タイで海外研修実施 タイヤハタの現状等を視察

ヤハタ会 タイで海外研修実施 タイヤハタの現状等を視察

 ヤハタ(米田正社長)と主要パートナー企業で組織するヤハタ会は、6月20~23日に亘り、ヤハタの海外拠点があるタイにおいて海外研修を行った。参加者は34名で、アジアでの重要な製造拠点となるチョンブリー県のタイヤハタや同会メンバーが展開する中製作所タイランドを視察。グローバル展開に対する理解を深め、パートナーシップの更なる強化を図った。

 ヤハタは2010年に生産機能を持つタイヤハタを設立、締結部品の他、加工・溶接・組立・検査までを行い、タイで事業展開する日系企業などに部品供給を進め、存在感を増している。
 また国際情勢の変化に合わせて、タイで展開する生産拠点の相対的価値が高まっており、事業の成長を支える役割が期待されている。
 その中で今回の視察が行われ、着実に発展を続けるタイでの取り組みを会員企業に公開した。米田社長は「これまで中国がアジアにおける海外のものづくり拠点の中心で、タイ、ベトナム、インドネシア、米国と進出してきたが、中国経済の減速や米中関係の緊張高まりを受け、主要お取引様がタイに軸足を移し始めている。私たちもその動きに対応し、タイの製造拠点をアジアのマザー工場として強化し拡張する予定。これらの取り組みを通し、〝ヤハタは無くてならないサプライヤー〟という位置付けを継続していきたい。今回の研修ではその現状をご理解頂き、会員との協力関係の更なる強化を図った」とし、今回の海外研修の意義を示した。
 視察1カ所目は、中製作所タイランド(NAKA SEISAKUSHO(THAILAND))。2011年に設立され今年で13年目となり、農機・建機用部品、各種精密機械加工部品などを手がけている。
 当日は中社長、ウィリア業務執行役員、小路工場長が対応。会議室で会社の概要説明を行い、参加者に工場内を案内した。参加者からは「社内や工場内は非常に掃除が行き届き、整理整頓されているのが印象的だった。また社員の皆さんが明るく、元気に挨拶をして頂き、気持ちよく受け入れて頂いた」との感想で、タイでの充実した活動がうかがわれた。
 視察2カ所目はタイヤハタ(Yahata Industry(Thailand)Co.,Ltd.)。現在、従業員は135名(内5名は日本人)で、1万5000㎡の敷地に5000㎡の工場建屋があり、農機・建機メーカーを供給先として油圧関係のシリンダーチューブや、油圧ホースなどを製造し、厚板板金・溶接などを行っている。
 今後は海外事業の中心としての役割が期待されており、同敷地内での拡張が予定されている。規模は2倍になり、現在建屋内に製造ラインと倉庫機能が共存しているが、それぞれを独立させる計画。
 当日は米田社長やタイヤハタの溝上社長が挨拶を行い、住谷営業部長による会社紹介、永井工場長による工場見学が行われた。
 同社では更なる成長のためにはサプライヤーとの関係をより緊密にし、顧客ニーズにスピーディに対応していかなければならないとし、今回の取り組みで「油圧機器のような精度が求められる本格的な物づくりの実践を見て頂き、製造・品質管理のレベル向上を実感して頂いた。また、今後の方向性、考えを共有できたことが大きな成果」としている。
 さらに同社では来春までにインド(ニューデリー、その他)で拠点を設ける計画も進めており、グローバル展開を力に更なる成長を目指す。

                    タイヤハタの工場内

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