農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

日本製パン製菓機械工業会は、５月14日に「第63回通常総会」を兵庫県神戸市の有馬温泉・兵衛向陽閣において開催し、新理事長に梶原秀浩氏が選ばれた。
　会の冒頭、挨拶に立った増田文治理事長は、同工業会の固有技術や歴史などに触れた後に、「新しい時代には、新しい価値観が必要と思い、ここで後進に道を譲りたい」や、「このような変化の激しい時代だからこそ、新しい価値観を持って、新しい技術を活用する必要があり、今こそ世代交代が必要なのだと思います。皆さんが持っている固有技術で製パン製菓業界は成り立っております。規模の問題では無く、そういった固有技術が無くならないように、企業同士が助け合って、そして後進を育てていく必要があります」などと話し、ＦＨＡへの共同出展の再開、来年２月の「モバックショウ」の開催なども告げた。
　議案の審議では、２０２３年度事業報告並びに決算報告、２０２４年度事業計画などが審議され、全ての議案が承認された。
　役員の選任では、新しい理事長に梶原氏（㈱カジワラ社長）、新しい副理事長に中井節氏（中井機械工業㈱社長）が、それぞれ就任した。