農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

パールパッケージ企画＝山形県天童市東芳賀２―２―32＝は自社開発の「鮮度保持包材スーパーフレッシュ」の普及に力を入れている。
　同製品は、抗酸化効果、抗菌効果、保水効果、抗カビ効果のある天然素材のポリフェノール、トレハロース、プラチナなどを包材の内側に塗布した鮮度保持包装資材。酸化やカビの増殖を抑えることができ、野菜や果物の鮮度、おいしさをより長く保つ。
　同製品を使用した枝豆の保存実験では、平均温度7.2℃、平均湿度84・５％、保存期間６日間の条件下で行ったところ、さやの色、黒点、異臭において、わずかに変化はあったが、商品性には問題ない品質を維持した結果が得られた。また、保存実験によると苦みやえぐ味も少なく感じたという。
　またレンジ用のえだ豆袋では、水洗いした枝豆を袋に入れたまま、レンジで加熱するだけで手軽に食べることができる。そのため、えだ豆の鮮度を１日でも長く保ちながら、美味しく簡単に調理ができると好評だ。
　同社では、溶断袋、チャック袋、三角溶断袋（葉物野菜など）、スタンド袋（持ち手つき）、背貼り袋、三方袋、ダンボール箱など様々な要望に応じて作成するという。
　そのほか、えだまめ用チャック付ＯＰ防曇袋、ぶどう用ＯＰ防曇三角袋や手提げ袋なども取り扱っており、オリジナルパッケージの提案デザインから製造も行っている。