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スマート農業などPR 初の宮城・山形・福島3県合同 南東北クボタBIGサマーフェア’23開催

スマート農業などPR 初の宮城・山形・福島3県合同 南東北クボタBIGサマーフェア’23開催
南東北クボタ=矢部建社長、宮城県名取市田高字原182―1=は7月14~17日、山形国際交流プラザ「山形ビッグウイング」で「クボタBIGサマーフェア2023」を開催した。今回は4年振りの展示会ということもあり、4日間で4190軒が訪れ盛況だった。特に、屋外展示場で行ったスマート農機の実演・試乗では、来場者はその性能に驚いていた。

 4年振りの復活となった「クボタBIGサマーフェア」は、今回初の3県合同での開催となった。会場では担い手農家向けに新型の7条刈りコンバインDR7130の紹介を積極的に行った。また、屋外展示場の実演・試乗コーナーではアグリロボシリーズ(トラクタMR1000A、田植機NW―8SA、コンバインDR―6130A)をPRするとともに、ドローンT―10やT―30の実演を行うなど、地域を支える担い手農家に向けて、作業の効率化を提案。実演中は多くの来場者が熱心に見学するなど、スマート農業への関心の高さが伺えた。さらに、クボタと共同で管理機用のほ場を作り、実演会を実施。その様子はセミナーで配信され、展示会に来られない人に対しても、実演や会場の様子を楽しめるようにしていた。
 今回は実演に特に力を入れており、ハイクリブーム、ラジコン草刈機、畦草刈機、乗用モア、乗用管理機・スプレーヤー、高所作業車などの実演も実施。実際に動いているところを見てもらうことで、性能の良さをアピールした。
 点検整備コーナーでは、整備があまり行き届いていなかったトラクタやコンバインの内部を展示。さらにエンジンの解体ショーも行うなど、使わない時期の整備がいかに重要なのかについて、来場者に向け積極的に説明していた。
 実際に見た来場者は「ほったらかしたらこんなことになるのか。こうやって見せてもらえると確かに整備は重要だということが分かる」と話していた。
 また、秋商戦に向けて95社が参加し、これからの作業に向けて活発な提案を農家に行うなど、非常に盛り上がった。
 矢部社長は「〝スマート農業はクボタ〟をメインテーマとして今回は実施している。特に近年担い手農家も増えていることから、大型農機の展示にも力を入れており、アグリロボシリーズやGSシリーズを中心にお客様に向けて提案していきたい。また、ドローンの実演や展示で、KSASと連携できる点をしっかり周知することで、皆さまに活用してもらいたい。今年上半期は前年並みの売り上げで推移したので、後半はコンバインをこの展示会でPRすることで起爆剤にしたい。また、農機は整備をしっかりすることで急に壊れる可能性を大幅に減らせるので、整備を行うことの大切さについても周知徹底していくことで、農家のみなさんに長く大切に使ってもらいたい」と語った。

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