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単肥の多くが値下げ JA全農5肥料年度秋肥 

単肥の多くが値下げ JA全農5肥料年度秋肥 
JA全農は26日、令和5肥料年度秋肥(6~10月)の肥料価格を決めた。
 肥料原料の国際市況は世界的に荷動きが低調になったことやロシア品の供給が継続したことから下落に転じている。この結果、輸入原料である尿素、りん安、加里の価格はいずれも値下げとなった。一方、国内の製造諸経費はメーカーと値上げで妥結した。
 この結果、単肥は、尿素(輸入・大粒)が対前期比(春肥対比、以下同)37%値下げなどほぼ全てで値下げとなった。値上げとなったのは石灰窒素で4%の値上げだった。また、複合肥料のうち高度化成(基準)は28%の値下げ(価格変動率は県JA・経済連向け供給価格ベースであり、JA農家向け供給価格の変動率とは一致しない)。
 なお、このほか国内産原料から製造される石灰類や苦土肥料、けい酸質資材、育苗培土などは製造諸経費の上昇影響が大きく、また有機質肥料のなかには需給のタイト化によって値上げとなるものがある。

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