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山本製作所が秋田で新商品4機種発表 「ビルドスコープ」搭載 遠赤乾燥機ウインディ

山本製作所が秋田で新商品4機種発表 「ビルドスコープ」搭載 遠赤乾燥機ウインディ
山本製作所=山本丈実社長、本社:山形県天童市=は、変化する今の時代のニーズに即してマイナーチェンジした4機種を発表した(本紙11月8日号既報)。前号ではドライデポと籾摺機を紹介したが、今号では、変更点のみに留めた遠赤循環型乾燥機『ウインディビルド』と山本遠隔確認システム『YCAS NEO』についてその特長・価格(税別)も含め紹介する。

 ウインディビルドについては、松谷俊弘農機事業部副事業部長が説明した。
【遠赤乾燥機ウインディビルドをマイナーチェンジ】HD―VMR2(19~34石)/同―VAR2(30~55石)/同―VNR2(60・65石)/同―VAM2(30~55石・汎用型)。
《ウインディビルド共通の特徴》①業界初となる乾燥機の試運転をオートで行う『セルフチェック機能(通称:ビルドスコープ)』を搭載=各センサ、モータ、バーナーなどの動作確認を自動で行う。チェックの内容としては、モータ類の電流値、バーナーの燃焼量、排出口の開閉動作、シャッタードラムの動作、水分センサの動作、各センサ類のオン/オフ確認。バーナーを含めた動作確認では全チェックが終わるまでに約25分、バーナーを除いた動作確認は約3分で終了。
 「稼働前の試運転の確認をより精密に行うことで、シーズン始めからユーザーに安心して作業を行ってもらえるように、このサポート機能『ビルドスコープ』を搭載した」と説明した。
 ②AI機能=乾燥仕上がり時刻を自由に設定できる『仕上げ予約モード』、また張込時の水分のバラツキを分析して最適の休止時間を導き出し、それを乾燥運転に組み入れ、良質米の生産に寄与する『おまかせ乾燥』はそのまま継承。『おまかせ乾燥』では張込時の水分ムラを分析することで自動で撹拌→乾燥→休止→仕上げ乾燥を行う。
《HD―VMR2(19~34石)の価格》はしごはオプション。
 ▽HD―34VMR2=198万円▽同―31VMR2=191万円▽同―28VMR2=184万円▽同―25VMR2=177万円▽同―22VMR2=170万円▽同―19VMR2=163万円。
《同―VAR2(30~55石)のその他の特徴/価格》はしご・燃料タンクはオプション。
 ▽HD―55VAR2=260万円▽同―50VAR2=253万円▽同―45VAR2=246万円▽同―40VAR2=239万円▽同―35VAR2=232万円▽同―30VAR2=225万円。
《同―VNR2(60・65石)のその他の特長/価格》はしご・燃料タンクはオプション。
 ▽HD―65VNR2=281万円▽同―60VNR2=272万円。
《同―VAM2(30~55石・汎用)のその他の特徴/価格》①籾・麦・大豆・そば・コーン乾燥を標準搭載②穀物切り替え時の掃除が容易=中箱風胴が外しやすい設計のため細部まで掃除が容易に行える③はしご・燃料タンクはオプション。
▽HD―55VAM2=304万円▽同―50VAM2=297万円▽同―45VAM2=290万円▽同―40VAM2=283万円▽同―35VAM2=276万円▽同―30VAM2=269万円。
 以上、出荷開始月は全て2022年12月1日。

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