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農業ハウスなど展示 GPECに出展個人・法人向けサービスも イノチオアグリ

イノチオアグリ=石黒信生社長、愛知県豊橋市向草間町字北新切95=は、7月20から22までの3日間、都内で開催される「GPEC施設園芸・植物工場展」に出展(小間番号L―03)し、農業ハウス事業を中心に、自社開発の環境制御機器や自動潅水制御システムをはじめ、農業参入を検討する個人や法人に向けたサービスなどを紹介し、幅広くアピールしていく。
 その一部を紹介すると、「農業ハウス事業」では、主要ビニールハウス4製品を軸に、栽培作物や栽培規模、求める栽培環境をもとに、幅広い生産者のニーズに応えるため、全国各地の生産者を現役で担当する経験豊富な社員が来場者へ提案する。
 「ドリームフィールド」は、高い耐候性を持ち、高い換気効率を実現する開口部104㎝の天窓と、採光率66%を確保している。「丸型ハウスD―1」は、イチゴ、トマト、葉物野菜、花き類など80種類以上の作物で導入実績があり、発売から40年以上経つ、ロングセラーのビニールハウス。
 また、「システムの紹介」では、ハウス複数棟or多区画を一括管理し、ハウス内の地上部と地下部を見える化した環境制御機器「エアロビート」、多彩な潅水設定で作物に最適な栄養供給を実現する、自動潅水制御システム「アクアビートEx」、水分不足の見える化で栽培方法を改善する、培地重量センサ「スラブサイト」を紹介する。
 「オランダコーナー」では、創業100年を越える世界水準の温室設備ボスマン・ファン・ザール社の「大型施設向けオランダ製ハウス」や、ホーへンドールン社の「ⅠⅠVO(アイボ)最先端環境制御システム」を展示する。近年増加する大型施設園芸の需要に応えるため、世界基準の提案を行えるのもイノチオグループの特徴である。
 台風や地震などの自然災害、ハウスの機能拡大などハウスに関する悩みを解決するため、持続可能な施設園芸をリフォームでサポートする事業も詳細に紹介する。
 そのほか、農業参入を検討する来場者に向けて、農業総合支援企業だからこそ可能な事業内容を、農業参入前、参入決定、参入後と3ステップに別けて紹介。
 また、今回は自社の事業や製品だけでなく、協業する労務管理システムやAI環境制御などを扱う企業のサービスも紹介。主催者ブースのモデルハウスの建設も担当。