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レンタルのニッケンパートナー企業 奥原商会が道東で林機レンタル開始

レンタルのニッケン=東京都千代田区永田町2―14―2=は3月1日に北海道内の2企業と林業機械レンタルに関するパートナーシップ契約を締結した。その1社が奥原商会(本社:北海道帯広市西20条北1―3―30)だ。
 昨年創業70周年を迎えた同社。釧路市内にも事業所を構え、産業機械関連事業・情報通信関連事業・設備工事関連事業など、十勝・根釧地方で各種事業を展開している。林業機械に関しては創業当初から取扱っており、現在はチェンソーなどとともにコベルコ建機製林業ベースマシンをはじめ、各種高性能林業機械アタッチメントを販売している。今回のレンタル事業について〝挑戦〟と述べた奥原宏社長。現場で指揮をする小松雅俊営業部取締役部長と共に今後の展開などを伺った。
 ――この度の経緯は。
奥原社長「事業環境は厳しさを増しているが、先々を考え挑戦すべきではないかと決めた。レンタルのニッケンさんの機械を弊社でデポし、返却された機械を洗車・再整備してお客様に貸し出す。林業機械は販売・リースは行ってきたが、レンタル事業は初めて。開始するにあたり、新たに830坪の土地を取得した。そこでニッケンさんのレンタル機をストックして貸し出すだけでなく、戻ってきた機械の整備などを行う林業機械に特化した整備工場も設ける」
 ――林業部門の業績は。
小松部長「ここ数年伸びている。林業用ガードの自社施工をはじめ、アタッチメントの架装・取り付け、油圧配管施工などを自社でできる体制を整え、お客様の機械を止めない修理・アフターサービスを徹底してきたことが要因だと捉えている」
 ――レンタル機の需要について。
小松部長「無駄なコストがかからないなど、レンタル機は数々のメリットがある。去年からトライアル的にお客様に声をかけたところ、すぐ借りたいという要望をいただき、7台ほど稼働していた。3月から営業活動を開始して、その場で〝見積もりが欲しい〟といった声も多くいただいており、手応えを感じている」
 ――今後への期待は。
奥原社長「高性能林業機械は高価だが、レンタルなら使ってみたいと考えるお客様は多いと考えている。使って良いと思えば購入するケースも増え、新規の顧客が増えることを期待している。また、このエリアでニッケンさんが丁寧な営業をされてきた実績が多く残っており、そうしたお客様をともにフォローアップすれば、弊社の成長の起爆剤になると期待している」
小松部長「当初はグラップルやフェラーバンチャザウルスロボ、フォワーダを中心に行っていき、将来的には30台体制まで持っていきたい」
 奥原商会の連絡先=0155―33―3421。

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