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新型ジオスプレッド モアコン&コンビドリル 2022年新商品を発表 ~ビコンジャパン~

ビコンジャパン(森泰人社長)は、昨シーズン大好評の「4つのプロ」に続き、本年は「INNOVATION(イノベーション)2022」をスローガンに、従来商品を更に高性能化した商品や日本仕様に改良した新商品を発表する。今回はビコン社の新型ジオスプレッドと直装式モアコンディショナー、マスキオ・ガスパルド社のコンビシーダーを紹介する。
 ビコンジャパン=北海道千歳市上長都1121―2=は今年も高性能で作業がはかどる最新鋭の商品を発表し、積極的なプロモーションを展開する予定。今回紹介する新型機も担い手農家がワクワクするような機能が搭載されている。
【ビコン社新ジオスプレッド】国内累計販売台数500台に迫るビコン・スマート農機のフラッグシップ機「ジオスプレッド」がメンテナンス性を向上させて変身。リアバンパーの跳ね上げ機構でディスク部分のメンテナンスが容易に。ギアボックスの塗装も品質向上させ、肥料による腐食を軽減させる。
 また、ビコンオリジナルのGPS作業制御システム「ジオコントロール」に日本語メニューが登場。今後は作業機側の日本語ソフトウェアも開発予定だ。
《仕様諸元》ROEDW1500G/2150G/2800G/3450G▽ホッパー容量1550ℓ、2150ℓ、2800ℓ、3450ℓ▽散布幅12~54m(肥料種類による)。
【ビコン社モアコンディショナー】機動性に優れた直装式モアコンディショナーEX600シリーズがこれまでの樹脂製に変わり、スチール製コンディショニングタインを装備して生まれ変わった。
 タインはローターに半固定し、作業中は遠心力で固定式同様のコンディショニング効果を発揮、障害物が混入した際は後方へ逃げ、本機を守るビコンの特許で定評ある「セミスウィングタイン」システムを採用。また、スチール製のため、WCS収穫の際、稲の繊維質で樹脂製タインが早期摩耗する症状も解消する。
 ディスクモア感覚の2.4m、2.8mに加え、前後合わせて8.8mのバタフライモアコンも新発売。これまで不可能だった170PSクラスのトラクタで作業が可能。
《仕様諸元》EX624ST/628ST/EX687ST▽作業幅2.4m、2.8m、8.8m(フロントモアコンは別売)。
【マスキオ・ガスパルド社コンビシーダー】パワーハロー+搭載型シードドリルの組み合わせで、播種床作りから播種まで一工程で行うことができるDAMA(ダマ)シリーズ。
 パワーハローはヘビーデューティー仕様のDMモデル。新採用のコンビパッカーは優れた鎮圧効果で理想の播種床を形成する。
 ISOTRONIC仕様のシードドリルは各社トラクタやGPSメーカーのISOBUSターミナルから、簡単に播種量を設定、変更などが可能。枕地での自動停止なども行える。
《仕様諸元》DP3000DM―ISO▽パワーハロー部作業幅3.0m/シーダー部 24条、種子タンク600ℓ。
     ◇
 以上の3機種に加えて、オーバーラム社リバーシブルプラウのワイドボディーモデル、クーン社フィルムバインディング付きコンビベーラーなどの新商品について、同社HPで動画を公開中(http://www.viconjapan.com/)。スペックや特長が分かりやすく紹介されているので、参考にして欲しい。

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