農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

トーカドエナジー＝東京都大田区北千束１―４―６＝は、移動式リチウムイオン蓄電システム「ＣＵＢＯＸ（キューボックス）」の普及を進め、農業分野からも期待を集めている。
　施設園芸分野などで、パソコンをはじめ電気を必要とする機器の活用が増える状況下、地震や大雨といった災害のために停電となると、ハウス内の湿度や温度調整といった環境制御などの機能が停止してしまう恐れがあり、電源の確保は必須の手段として重要である。
　最近では、自治体（市区町村）の災害対策本部、緊急避難所、救護所、福祉救護所や、民間企業では日頃の備えとして、電源を確保するために、「ＣＵＢＯＸ」を導入するところが増加。通信機器や情報端末、照明などの予備電源として頼りにされている。
　「ＣＵＢＯＸ」には、５５０Ｗｈ（ｍｉｎｉ）と３３００Ｗｈのタイプがあり、用途によって選べるようになっている。
【主な特長】①簡単な操作＝女性や高齢者でもスイッチ一つで安全かつ簡単に操作ができる②室内で利用可能＝一酸化炭素や異臭を出さないため、室内でも使用可能③騒音がない＝静音設計のため、夜間でも使用できる④電源の波形が安定＝商用コンセントよりも波形が良い（正弦派）ため、精密機器に使用できる⑤メンテナンスが簡単＝誰にでもできる簡単なメンテナンス⑥日本製＝信頼の日本製リチウムイオン電池・電源を採用している。
【ｍｉｎｉの主な仕様】▽蓄電容量＝５５０Ｗｈ▽定格出力＝５００ＶＡ▽充電時間＝約６時間（80％）▽外形寸法＝Ｗ１２０×Ｄ４１４×Ｈ４４５㎜▽質量＝16㎏。