農林業機械・農薬・資材についての動向を紹介する

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お知らせ

行政

R6年産米 生産量不足明らかに 生産性向上等で増産へ舵

2025/08/12

今なお続く米を巡る混乱について、農水省は需要量等の見通しを見誤り生産量が不足していたことが要因との調査結果を明らかにした。5日に開かれた米の安定供給等実現関係閣僚会議で小泉農相が明らかにしたもの。 農水省が毎年まとめている需給見通しにおいては、人口減により需要が毎年10万tずつ減少するとの見通しを前提に作成していた。 一方、実際はコロナ禍以降インバウンドが急増。それに伴い、米でもインバウンド需要が...

アイガモロボ実証 改良により栽培技術構築

2025/08/05

農研機構を代表機関とする「スマ農アイガモロボコンソーシアム」(NEWGREEN、井関農機、BASFジャパンなど)は、水田用自動抑草ロボット「アイガモロボ(型式:IGAM2)」を核とした水稲有機栽培の省力安定多収栽培技術の開発と実証に取組む「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」(以下、スマ農開発・供給事業)を開始する。 2021年に策定された「みどりの食料システム戦略」(みどり戦略)では、20...

農水省 実証事業者を募集 人工衛星で収穫量予測

2025/07/22

農水省では、水稲収穫量予測の精度向上に向けた実証研究を行うため、民間企業等で利活用が進んでいる人工衛星やAI等のデジタル技術を活用した水稲収穫量予測に取組んでもらえる事業者を募集している。 同事業は、農水省大臣官房統計部が実施している水稲収穫量調査について、現在の標本調査に加え、人工衛星データ等のデジタル技術を活用した精度向上の実証などを実施するためのもの。募集期間は7月31日まで。

【農水省】グリーンな栽培体系を支援|「みどりの食料システム戦略推進交付金」で全国413地区が活用

2025/07/15

農林水産省は、みどりの食料システム戦略の実現に向け、環境負荷の少ない「グリーンな栽培体系」への転換支援を積極的に推進している。その施策の一環として、令和4年度より「みどりの食料システム戦略推進交付金」を創設し、令和7年度からは「グリーンな栽培体系加速化事業」として推進している。 この交付金事業は、有機農業や持続可能な農業技術の導入・実証を目的とした支援制度であり、令和4年度から6年度までの3年間で...

【農水省】グリーンな栽培体系を支援|「みどりの食料システム戦略推進交付金」で全国413地区が活用

【令和7年産から廃止】農水省、水稲の作況指数の公表を取りやめ|収穫量調査は継続、人工衛星データ活用も検討 

2025/06/24

農林水産省は、水稲の収穫量に関する統計で長年活用してきた「作況指数」について、令和7年産(2025年)をもって公表を中止する方針を明らかにした。作況指数は過去30年程度の統計的トレンドを基に作成されてきたが、実際の生産現場との感覚のずれが問題視されていた。今後は収穫量調査の精度をさらに高めるため、人工衛星や収量コンバインによるデータ活用も視野に入れるという。

集落営農の法人化が加速中|農水省の令和7年実態調査で明らかに

2025/06/10

集落営農に占める法人の割合が着実に上昇していることが農水省の調査でわかった。先ごろ公表された令和7年集落営農実態調査結果(令和7年2月1日現在)による。 集落営農数は対前年比46(0・3%)減の1万3952と減少したが、組織形態別では、法人が5852と同104(1・8%)増加した一方、非法人は同150(1・8%)減の8100と減少、合計では減少する結果となった。この結果、集落営農に占める法人の割合...

令和7年産主食用米作付けの大幅増加傾向

2025/06/03

令和7年産主食用米作付けの大幅増加 令和7年産の主食用米の作付け面積が大幅に増加する見込みであることが、農林水産省の「水田における作付意向(令和7年産第2回中間的取組状況)」から明らかになった。主食用米の作付け面積は前年産に比べて5万8,000ha増の131万7,000haに達し、過去5年間で最大の増加を記録する見込みである。 令和7年産米の備蓄米の影響と総作付け面積 さらに、令和7年産の米につい...

ロボット農機の公道走行実現に向けた規制改革の方向性 

2025/06/03

ロボット農機の公道走行実現に向けた規制改革の方向性がまとまった。政府が5月28日に開催した第23回規制改革推進会議で取りまとめた「規制改革推進に関する答申」に盛り込まれたもの。答申では、既に措置されている道路運送車両法上の位置づけ創設に加え、道路交通法による「特定自動運行」の対象となる旨を通知などで明確化。加えて、警察庁に対し農家等が地域でロボット農機を最小限の負担で円滑に活用できる制度の運用を確...

業界動向

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

2025/08/19

岩手県全国農業機械実演展示会の時期がやってきた。今年で78回目となる。例年通り滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月21日㈭~23日㈯の3日間にわたり開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。農業を巡る情勢はますます厳しさを増している。チャレンジ農業で新時代を拓くための「ヒント」を本展示会で探したい。 米価上昇でわが国農業はようやく一息つけた感はある。しかし、依然として担い手不...

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

注目の〝左刈り仕様〟 FPMオフセットシュレッダー  国際農機

2025/08/19

国際農機=小池利幸社長、北海道札幌市手稲区曙2条4―4―15=が新発売したFPM社製左刈り仕様のオフセットシュレッダー「BM200〝L〟PRO」を同社動画サイトで公開したところ、〝このサイズで左刈りができるのは便利〟と、短期間で40万再生に届く勢いを示している。同機はセルビアで1961年に創業したFPM社の製品で日本初上陸となる。

注目の〝左刈り仕様〟 FPMオフセットシュレッダー  国際農機

爪の選択肢を拡充 SVは軽量、リーズナブル 小橋工業  

2025/08/19

小橋工業=小橋正次郎社長、岡山市南区=は、ハイパーロータリ4モデル(1シリーズ)の拡販に注力している。4モデルの構成は、SE/SRV/SRZのモデルチェンジと新モデルのSV。大型トラクタに対応した高い耐久性と機能性を持ち、要求性能に合わせて最適な爪が選べ、作業環境ごとの作業能率がアップ。ベストマッチの1台が選べる。

爪の選択肢を拡充 SVは軽量、リーズナブル 小橋工業  

井関農機 増収増益の2025年第2四半期決算 売上高1008・68億円 通期で過去最高見込む

2025/08/19

井関農機(冨安司郎社長)は8月8日、2025年12月期第2四半期決算(連結)を発表した(本紙一部既報)。売上高は前年同期比97億3400万円(10・7%)増加し1008億6800万円となった。うち、国内は同109億7600万円(20・0%)増の658億4000万円。海外は同12億4200万円(3.4%)減の350億2700万円。営業利益は同21億4600万円(97・1%)増の43億5600万円。中...

井関農機 増収増益の2025年第2四半期決算 売上高1008・68億円 通期で過去最高見込む

毎時8㎞の作業を実現 直装型不耕起汎用播種機  アイデーイーシー

2025/08/19

アイデーイーシー=照井幸広社長、北海道勇払郡安平町早来北町64―10=が取り扱うグレートプレーンズ社製直装型不耕起播種機に、農業現場からの注目が急速に集まっている。労働力不足が深刻化する中で、乾田直播のさらなる普及が予想されており、同機への期待が大きく膨らんでいる。 同機最大の特長は高い汎用性。米の乾田直播はもちろんのこと、麦や大豆といった作物の播種、さらには牧草地の追播(ついは)まで、一台で多岐...

毎時8㎞の作業を実現 直装型不耕起汎用播種機  アイデーイーシー

新型オ・スーノ発売 更に便利な新機能を搭載 ササキ

2025/08/19

ササキコーポレーション(佐々木一仁社長)は8月から電動ラッセル除雪機オ・スーノの新モデル「ER―802DX」を新発売した。家電感覚で誰でも簡単・パワフルに除雪ができる特長をそのままに、さらに使いやすさを追求。キャッチコピーの『みんなに〝ちょうどいい〟電動除雪機』の通り、使用者や作業内容に合わせて使える新機能を搭載している。

新型オ・スーノ発売 更に便利な新機能を搭載 ササキ

籾殻処理を効率化 イガラシ機械工業、もみがらマック提案強化中

2025/08/19

イガラシ機械工業=五十嵐英輝社長、山形県東田川郡三川町横山袖東13―1=は、トラクターを運転しながら籾殻を散布できる籾殻散布コンテナ「もみがらマック」の提案を、秋の作業に向けて強化している。 「もみがらマック」は、籾殻の処理に課題を抱える農家のニーズに応えて開発された製品で、籾殻の散布と一括排出の両方に対応。使用現場や作業目的に応じて使い分けが可能だ。散布機能では、田んぼへの均一な散布が行える。一...

籾殻処理を効率化 イガラシ機械工業、もみがらマック提案強化中

ヤンマーアグリ、アフリカ事業発表 所司社長がTICAD9併催行事で

2025/08/12

ヤンマーアグリ(所司ケマル社長)とヤンマーエネルギーシステム(山下宏治社長)は、8月20~22日までパシフィコ横浜で開催される「TICAD Business Expo&Conference」(主催:日本貿易振興機構、共催:アフリカビジネス協議会、後援:経済産業省、外務省)に初めて出展する。また、8月21日の「イベントステージ」にはヤンマーアグリの所司ケマル社長が登壇し、西アフリカにおける農業機械化...

ヤンマーアグリ、アフリカ事業発表 所司社長がTICAD9併催行事で

特集

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

2025/08/19

岩手県全国農業機械実演展示会の時期がやってきた。今年で78回目となる。例年通り滝沢市の岩手産業文化センターアピオを会場に8月21日㈭~23日㈯の3日間にわたり開催される。主催は岩手県農業機械協会(松田和秀会長)。農業を巡る情勢はますます厳しさを増している。チャレンジ農業で新時代を拓くための「ヒント」を本展示会で探したい。 米価上昇でわが国農業はようやく一息つけた感はある。しかし、依然として担い手不...

岩手県全国農業機械実演展示会 8月21~23日 新時代拓くヒント 滝沢市のアピオで開催

高温障害対策の最新トレンド!省力化&持続可能な農業資材を徹底解説

2025/03/17

気候変動が進む中、作物の高温障害対策はますます重要性を増している。資材メーカーも、高温障害の軽減に役立つ製品を開発し、各種展示会などで積極的にPRしている。一方で、農業現場では人手不足が深刻化しており、特に夏場の繁忙期には高温対策に多くの時間や労力を割くことが難しいという声も聞かれる。そこで、本特集では「高温障害対策に役立つ注目製品」をテーマに、できるだけ省力的に作物の高温環境に対応できる資材や、...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

2024/12/17

目次 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり 作物の収量ギャップ抑える 日本BS協議会・和田哲夫氏に聞く 自然界からの贈り物 上手な使い方と考え方 ハイポネックス アミノ酸・海藻・菌根菌 様々な活用方法を提案 日本で原料販売加速 ボレガード独自の高機能フミン酸 BSの位置づけと展望 業界あげ自主基準づくり バイオスティミュラント(BS)と呼ばれる新しい資材カテゴリーは、近年、農業資材の展示会...

気候変動で注目集めるバイオスティミュラント(BS)

農薬・肥料

高温対策BS資材 OAT アグリオが「炎天マスター」上市

2025/05/13

OATアグリオ(東京都千代田区神田小川町)は、高温ストレス対策専用のバイオスティミュラント資材「炎天マスター」を、5月12日から全国で発売開始した。 「炎天マスター」は、独自に見出した高温ストレス耐性を高める成分を配合しており、HSF(高温ストレスを感じると発現量が増加し高温に備える指令を伝える)遺伝子の発現を増加させ、ROS(ストレスを感じると量が増えて植物を傷つける物質)を除去する効果が確認さ...

高温対策BS資材 OAT アグリオが「炎天マスター」上市

【新製品情報】バイエル クロップサイエンス、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」の販売を開始|海藻由来で作物の成長とストレス耐性をサポート

2025/04/08

バイエルクロップサイエンスは4月3日、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」を商系ルートでの販売を開始した。本製品は、北大西洋の過酷な環境下で育つ海藻「アスコフィラム・ノドサム」から独自技術で抽出した有用成分を48%含有。作物のストレス耐性向上や、根の発達、光合成の促進、栄養吸収効率の改善などが期待される。 処理方法は「灌注」や「散布」があり、散布する場合は100~200㎖となるよう...

【新製品情報】バイエル クロップサイエンス、次世代バイオスティミュラント肥料「アンビションG2」の販売を開始|海藻由来で作物の成長とストレス耐性をサポート

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

2025/02/11

農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターは、水稲栽培における難防除雑草「ナガエツルノゲイトウ」に対して、除草剤を用いた防除技術を開発した。 ナガエツルノゲイトウが発生している現地圃場において、移植栽培期間中に、本種に効果のあるピラクロニル剤およびフロルピラウキシフェンベンジルを活用した3通りの防除体系を適用したところ、雑草害の軽減が実証された。さらに、この技術を2年間継続する...

ナガエツルノゲイトウの効果的な除草技術:農研機構、千葉県農林総合研究センター、神奈川県農業技術センターの共同研究

林業

「カッコいい」に惹かれ 望月林業の松本祥吾さん 目指せ林業プロ 我が社のホープ

2025/07/22

テレビの林業特集を見て「カッコいい」と感じ、体を動かす仕事がしたいという思いから林業の道へ進んだ松本祥吾さん(32歳)。神奈川県川崎市出身という林業とは縁遠い環境から職業訓練支援制度を利用して新潟県五泉市で研修を受けた後、通年で林業ができる場所を求め、山梨県南部町の望月林業=望月誠司社長、山梨県南巨摩郡南部町南部7635=に就職。10年目を迎えた松本さんに、林業の面白さや最新機械がもたらす変化、そ...

「カッコいい」に惹かれ 望月林業の松本祥吾さん  目指せ林業プロ 我が社のホープ

木材循環利用推進へ 林業5団体が共同宣言表明

2025/06/10

「みんなでつくる持続可能な森林(もり)と社会」キックオフ・フォーラムが5月30日、東京都江東区の木材会館で開催。林業・木材産業関係5団体による共同宣言が公表された。宣言は4項目で、国産材を活用し日本の森林を守る運動推進協議会の前田直登会長を代表提案者、日本林業協会会長をはじめ、全国木材組合連合会会長、全国森林組合連合会会長、日本林業経営者協会会長が共同提案者となり、日本の森林を将来にわたって健全な...

木材循環利用推進へ 林業5団体が共同宣言表明

一本の映画きっかけに 東京都森林組合の長田健汰さん

2025/05/27

人生の岐路には予期せぬ出来事や、出会いなどの〝きっかけ〟を感じることがあるが、東京都森林組合=木村康雄代表理事組合長、東京都西多摩郡日の出町=で5年目を迎えた長田健汰さん(24歳)が林業の世界に導かれたのは一本の映画だったとのこと。高校卒業後の進路を決める大切な時期に父親が借りてきた映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)』を見て「仕事=デスクワークではなく、自然の中で体を使う仕事もいいなと。特に伐...

一本の映画きっかけに 東京都森林組合の長田健汰さん

統計

【2024年最新版】作業機の生産・出荷・輸出入実績まとめ|日農工調査

2025/04/15

日本農業機械工業会(増田長盛会長)作業機部会は4月10日、令和6年1―12月の「作業機の生産・出荷・輸出入実績(日農工実績)」をまとめた。作業機全体の国内向出荷実績は対前年比2・1%減の498億円となった。このうち、乗用トラクタ用は436億円。機種別では砕土、整地用が同1・1%増の116億円と伸びた。 日農工がまとめた作業機の生産・出荷・輸出入実績(令和5年1―12月分)の概要は左表の通り。国内向...

2024年日本の農業機械輸出入実績|トラクタは1930億円  75‌kW超130‌kW以下10%増

2025/02/11

トラクター輸出が減少傾向も 75‌kW超130‌kW以下は10%増 日本農業機械工業会(増田長盛会長)は1月31日、令和6年通期の農業機械輸出入実績をまとめた。 輸出額は対前年比2%減の2849億5557万円となった。このうち、農業用トラクタは合計が同3・3%減の1930億4935万円。馬力帯別では、18‌kW以下は同57・4%増の168億31万円、75‌kW超130‌kW以下が同10・8%増の3...

6年産米1等比率は76% 6年12月末時点農産物検査

2025/02/11

農水省はこのほど、令和6年産米の農産物検査結果(速報値、令和6年12月31日現在)を公表した。 検査数量は水稲うるち玄米で375万9500tとなり、11月30日現在と比較し15万1500tの増加、対前年同期比では1・6%少なくなっている。 1等比率は75・9%で前年同期と比べ14・6ポイントの増加となったものの、前々年との比較では2・7ポイント下回っている。 1等比率を都道府県別にみると、90%以...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

2025/01/28

農水省はこのほど令和6年産米の相対取引価格・数量(令和6年12月)をまとめた。 12月単月の全銘柄平均で玄米60㎏あたり(以下同)2万4665円と前月比で704円(3%)の増加。また、前年同月との比較では9275円(60%)の増加だった。また、出回りからの年産平均価格は2万3715円で対前年産比8400円の増加。出荷業者と卸売業者の間の取引としては比較可能な平成2年以降で過去最高となった。 出回り...

過去最高の2万3715円6年産米相対価格 

トピックス

農業特化型生成AIの可能性  WAGRIと連携模索 農研機構の中川路氏講演

2025/07/22

11日開催のWAGRIオープンデーの講演では農研機構の中川路理事が農業分野における生成AIの可能性について言及した。以下、要旨。 近年、農業分野でもデジタル化の波が加速しており、生成AIが注目を集めている。生成AIとは、大量の文章データを構文解析し、大規模言語モデル(LLM)を構築することで、自然な対話や文章生成を可能にする技術である。膨大なテキストから言葉のつながりを学習し、次に来る語句を高精度...

農業特化型生成AIの可能性  WAGRIと連携模索 農研機構の中川路氏講演

【黒腐菌核病の克服事例】微生物土壌活性剤『納豆菌の力』がネギ農家を救った──茨城県坂東市での成功体験

2025/07/08

一度の散布で作物の生育環境を根本から改善できると注目されている微生物土壌活性剤『納豆菌の力』。近年、この納豆菌由来の土壌改良資材を導入する農業生産者が全国で増加している。 茨城県坂東市でネギを栽培する符盛(フー・セイ)氏(53歳)もその一人だ。符盛氏は、過去3年間にわたり黒腐菌核病による被害で全滅を繰り返し、まさに壊滅的な状況にあった。 しかし2024年、微生物土壌活性剤『納豆菌の力』を導入したこ...

【黒腐菌核病の克服事例】微生物土壌活性剤『納豆菌の力』がネギ農家を救った──茨城県坂東市での成功体験

【2024年最新版】米価上昇も生産コストが課題に|日本農業法人協会が会員アンケート結果を発表

2025/06/10

日本農業法人協会(会長:齋藤一志)は2024年5月30日、「コメ生産に係る会員アンケート」の調査結果を公表した。全国の農業法人188社が回答し、令和6年産米の販売価格、生産コスト、収支見通し、今後の経営戦略や懸念事項などが明らかとなった。 米価は上昇基調、販売単価「2万円超」が過半数 令和6年産の主食用玄米(1俵60kg・税込)の販売単価について、最も多かったのは「2万1円〜2万5,000円」で4...

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美

2025/04/15

会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏が、大会のシンボル、大屋根リングを案内した。「いま世界は分断が激しくなっている。そんな時代に全世界の8割にあたる約160カ国がこの小さな1つの場所に集まって半年間を過ごし、共に未来を考える、その意義は途轍もなく大きい。リングには〝多様でありながら1つ〟という理念が込められていて、リングの中に世界各国のパビリオンが全て配置されている。リングは各パビリオンを訪れる...

【万博注目】藤本壮介氏が語る「大屋根リング」の設計理念と機能美