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【カーボン・オフセットで森づくり 58】山麓の森林整備に 鳥取県造林公社、大山の森プロジェクト

【カーボン・オフセットで森づくり 58】山麓の森林整備に 鳥取県造林公社、大山の森プロジェクト
鳥取県の西部に位置する標高1709mの大山(だいせん)。同県だけでなく中国地方の最高峰でもあり、その山容から伯耆富士とも呼ばれ、鳥取県のシンボルの一つとして慕われている。その大山周辺にある森林施業を基にJ―VERの認証登録を行ったのが鳥取県造林公社(尾﨑史明理事長、鳥取市千代水4―37)だ。同公社は大山町と近隣の江府町内にある公社有林約294haのスギ・ヒノキ林の利用間伐から平成23年に4282t分のJ―VERクレジットを発行。その収益はクレジットを発行した対象森林の整備に充てている。その現状や注力している点について森林経営課の大原守雄参事に伺った。
 鳥取県造林公社は、高度経済成長期にかけて国の拡大造林政策により、森林所有者による造林が進みがたい地域において分収造林契約による森林の造成、水源かん養、山村振興などを目的として、昭和41年に県が設立した公益法人だ。設立から平成16年度まで植林を実施し、県内にくまなく存在する公社有林の森林を育成している。ちなみに県内の市町村内にある公社有林面積の大きな順は上から鳥取市、日南町、三朝町。全経営面積は1万4212haで、県内人工林の約12%を占める。「現在、間伐した材を出荷して収益を得る利用間伐を推進しており、出荷先は木材市場3割、大手合板工場3割、木質バイオマス施設が4割」と大原参事。利用間伐の事業量は年平均300haほどで、実際の施業は県内の森林組合等が請負っている。

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