<![CDATA[メディア]]> https://www.nouson-n.com/media/ Sat, 08 Nov 2025 19:42:54 +0900 Sat, 01 Nov 2025 14:49:42 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[クボタの全地形型プラットフォーム車両「KATR」が「レッドドット・デザイン賞」を受賞]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/01/10297 クボタ(社長:北尾裕一、本社:大阪市浪速区)が開発を進める全地形型プラットフォーム車両「KATR(カトル)」が、世界三大デザイン賞の一つ「レッドドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)」で、デザインコンセプト部門の「レッドドット賞」を受賞した。

「レッドドット・デザイン賞」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的なデザイン賞で、革新的なコンセプトや市場投入前の製品を対象としている。
今回の受賞は、クボタの「KATR」が持つ優れたデザイン性・機能性・技術革新性が高く評価された結果。

 

]]>
Sat, 01 Nov 2025 14:49:42 +0900
<![CDATA[那須高原の名店『清流の里』──幻の玄蕎麦「信濃一号」と丸七製作所の最新製粉機が生む極上の“清流そば”]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10300  またここには平均15t岩石を積み上げ那須連山からの伏流水を三筋の滝にして流した生け簀(滝のある釣堀)があり、清らかな水にはイワナ、ニジマスが元気いっぱいに泳いでいる。それを釣り上げ、その場でミネラルたっぷりの自然塩で炭火焼きにしてもらえるが、これも絶品。この贅沢な蕎麦と川魚を提供する『清流の里』は那須の人気スポットとなっている。
 『清流の里』の経営者・高根沢社長の食へのこだわりと〝完全自家製〟の高品質な蕎麦作りを長年支えてきたのが、丸七製作所=阿部信一社長、東京都足立区=の製粉機だった。これを2台並べ工程を分けて使っていたが、石抜き・製粉・磨き工程が機械ごとに分かれており作業が大変だった。そこで昨年、より多くの人に効率的に高品質な蕎麦を提供したいと導入したのが、同社の自動製粉機「そば粉職人(MSP2S)」と蕎麦磨き精選機「そばピカりん(MGS2)」だ。これにより磨きから製粉、袋詰めまでの一貫作業が実現した。
 自動製粉機「そば粉職人(MSP2S)」は、時間能率16㎏/hを誇る蕎麦専用機。玄蕎麦を低圧力で製粉することで熱の発生を抑え、香り高い高品質な蕎麦粉を生産する。耐久性の高い挽き臼と60メッシュの篩機構を一体化し、玄蕎麦から蕎麦粉までを全自動で処理。タイマー設定による完全自動運転で、製粉中は他の作業に専念できる。甘皮の混入量を調整して、更科そばから田舎そばまで多様な蕎麦粉を自在に製造可能だ。
 また、「そばピカりん(MGS2)」は磨き・石や蕎麦の実を、選別除去・粒揃い・袋詰めを一台でこなすオールインワンの蕎麦磨き精選機。玄蕎麦表面の汚れを磨き落とし、石や枝などの夾雑物を除去して粒揃いに仕上げる。処理能力は時間当たり200㎏と高能率。低圧磨きにより粒形を保ち、低温処理で蕎麦本来の香りや風味を損なわないのも特徴だ。
 製粉作業を担う高根沢社長の父・勇会長は「求めるクオリティを維持しながら作業は格段に楽になった。機械を動かしながら別の作業もできる」と喜んでいた。]]>
Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[マツモト、新型長ネギ根葉切り皮むき機「ベストロボスマートX(MBX-1型)」を発表|自動位置合わせで高精度・高収益を実現]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10299 Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900 <![CDATA[奈良初のワイナリー「木谷ワイン」──自然栽培とキャニコム『フルーティまさお』が支えるナチュラルワイン造り]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10298  26歳で大阪のワイナリーの門を叩き、2年間の研修を経て独立。「奈良県独自のものを造りたい」と研鑽している。木谷さんのワインは、野生酵母で発酵させ、無濾過、添加物を極力減らすなど「ナチュラルな製法」が特長。「水のような飲み心地に複雑な味わいが加わり、日本の食卓に寄り添うワインを目指しています」。その土地の気候や土壌ならではの味が込められていく。ブドウ栽培においても、除草剤や化学肥料を使わず、草を高めに残していく草生栽培を実践する。2020年に醸造所を立ち上げ、自社ワインは年間1万5000本ほどになっている。
 現在のブドウ栽培の規模は、今年から奈良県農業試験所の跡地を2ha借り受けることになり、あわせて約3.2‌haに。ピノ・ノワールなど新しい圃場には約1000本の苗木が植えられ、奈良の風土が染みこんだブドウへと育てられていく。
 しかし、園地が広がることで草刈り作業の負担がより大きなものになっていった。年間で6回ほどの草刈りになるが「特に夏場は暑く、体にこたえます」。その重労働解消のため、まずはあるメーカーの二輪駆動乗用草刈機を購入したが、「草で滑ってしまい斜面を上らず作業になりませんでした」。そこで新たな乗用草刈機として農園にやってきたのがキャニコムの「フルーティまさお(CMX2408HC)」。〝草刈機まさお〟の名前を以前からそのユニークさで知っていて、直接キャニコムに連絡し、奈良県の販売店を紹介され、実演となった。
 最初に使ってみての感想は「最高でした。以前のものと比べサイズ感も違いますし、斜面がどんどん刈れ、スピードも効率も段違いでした」。四輪駆動が決め手となり導入となった。また実際の作業を通しシートとフロントのサスペンションによる乗り心地の良さを実感。「長時間作業でも疲れにくいですね」。さらに小回りが利きペダル操作一つで前後進を感覚的に切り替えることができ、「苗木のギリギリまで刈り込め、刈り残しも少ない」と、作業性の満足度は高い。加えて各所がワンタッチで開きメンテナンスも楽。それまで刈払機などを使い2人で3日かかっていた作業が、1人で1日の作業になり、負担が大きく軽減した。「苗木の生長を確認しながら走るのは良い時間です。乗っているのが楽しい」。
 草生栽培への貢献も大きく、「多様な草には様々な菌が根付き、ワインの複雑さを引き出すと考えています。しかし草刈りが遅れるとブドウが草に埋もれてしまうので、楽で速い草刈機は助かっています」。自然を活かしながらそれを活かす適切な管理に同機が大きな力となっていた。
 畑仕事をしているときが一番心地良いと言う木谷さん。「自分らしさがより出せるブドウをつくりたい」とし、その先にある理想のワインに向かう歩みがあった。(木谷ワイン:奈良県香芝市下田西3―219―1)。]]>
Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[【秋田県種苗交換会・農業機械化ショー2025】湯沢市で開催|農業の伝統と革新が集う5日間 2025年10月31日(金)から11月4日(火)まで]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10296 秋田県の農業を支える重要イベントである「秋田県種苗交換会」と「秋田県農業機械化ショー」が、2025年10月31日(金)から11月4日(火)までの5日間、湯沢市にて開催される。 [city-yuzawa.jp], [akitanote.jp], [nouson-n.com]

【種苗交換会】

今年で第148回を迎える「秋田県種苗交換会」は、明治11年(1878年)から続く歴史ある農業祭典である。秋田県内最大級の農業イベントとして、地域農業の振興と文化の発展に大きく貢献してきた。 [city-yuzawa.jp]

主会場は湯沢市総合体育館および湯沢文化会館であり、農産物展示や産業教育フェア、土壌改良事業大会など多彩な催しが行われる。 [akitanote.jp]

【秋田県農業機械化ショー】

第77回を迎える「秋田県農業機械化ショー」は、松ノ木河川公園サッカーグラウンドを会場に開催される。主催は秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)である。 [amu-akita.com]

最新の農業機械やスマート農業技術が展示され、作業効率化や省力化に役立つ情報を得られる絶好の機会となっている。農業従事者のみならず、地域住民や観光客にも開かれたイベントである。

]]>
Tue, 28 Oct 2025 09:00:00 +0900
<![CDATA[鈴木憲和氏が農林水産大臣に就任|米政策・スマート農業・中山間地支援に注力]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10295 2025年10月21日、高市内閣が発足し、同日付で閣僚人事が実施された。新たな農林水産大臣には、元農水官僚で自民党衆議院議員の鈴木憲和氏が選出された.
鈴木氏は東京大学法学部卒業後、農林水産省に入省。消費・安全局などを経て政界入りし、以降4期連続で当選。農林水産副大臣や党内の農政関連ポストを歴任してきた。

 

【就任会見の要点】

  • 食料安全保障の確立安定供給を農水省の使命と位置づけ、「農は国の基なり」を胸に刻み、現場第一主義で農政に取り組むと表明
  • 米政策については、「需要に応じた生産が原則」とし、海外需要の創出と安定した生産環境の整備を強調。
  • 水田政策の見直しでは、価格で報われる再生産環境の構築と、中山間地域への配慮を明言。
  • スマート農業の推進により、生産性向上と条件不利地域での営農支援を図る。
  • 植物工場への投資拡大など、気候変動に対応した新技術の導入も総理から指示された


    【今後の重点政策】

    • 農地の大区画化・集約化
    • 共同利用施設の更新
    • 輸出産地の育成
    • 林業のICT化と高性能機械導入
    • 水産業の環境変化への対応と新型漁船導入
]]>
Tue, 28 Oct 2025 09:00:00 +0900
<![CDATA[クボタ、2026年1月に代表取締役社長交代|花田晋吾氏が新社長CEOに就任 農業機械事業部新設]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10294 クボタは2026年1月1日付で代表取締役社長に花田晋吾氏が就任し、北尾裕一氏は代表取締役会長に就任する。新経営体制では機械事業本部の廃止や機能別組織の新設、農業機械事業部の創設などを通じて、意思決定の迅速化と事業成長の加速を図る。

 クボタは、10月22日開催の取締役会で、代表取締役の異動を決めた(関連記事23面)。2026年1月1日付で、新たな代表取締役社長CEOに花田晋吾氏が就任、北尾裕一社長は代表取締役会長に就く。
 クボタでは2021年に10年後を見据えた長期ビジョンを策定し、食料・水・環境の領域において事業を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。今回の異動は、2026年が次の中期経営計画が始まるタイミングであることから、経営トップとして必要な資質・能力を持つ現・副社長の花田晋吾氏を社長およびCEOとして選任し、新たな経営体制で事業を推進していくことを目的としたもの。
 また、10月22日付で2026年1月1日付の新たな経営体制も発表された。機械事業本部が廃止され、各事業に社長が直接関わることで意思決定の円滑化を図る。
 また、全社を横断する機能別組織(企画統括、研究開発、製造、安全、コンプライアンス・品質保証、ICT、人事)を設置し、各機能別組織には社長(CEO)から権限を委譲されたチーフオフィサーを配置。各チーフオフィサーは、全社経営の視点から国内外の事業を横断的に支援するための施策を責任を持って遂行するとともに、意思決定のスピードアップを図る。
 また、トラクタ事業・作業機事業・インプルメント事業の製品企画や開発機能などを統合し、農業分野における事業戦略を管轄する「農業機械事業部」を新設。併せて、農業機械事業について、海外拠点を含む製造・販売のオペレーションを管轄する「機械グローバルオペレーション本部」、サービス・品質保証を管轄する「機械グローバルカスタマーファースト本部」をそれぞれ新設し、農業ソリューションのさらなる強化をめざす。なお、両本部は、建設機械・エンジン事業などとも連携して、同機能の強化をめざす。

]]>
Tue, 28 Oct 2025 09:00:00 +0900
<![CDATA[【クボタ】2026年上期向け新商品発表|スマート農機・枝豆コンバインなど3シリーズ5型式を公開]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10292 クボタ農機国内本部(本部長:鶴田慎哉、大阪市浪速区)は2025年10月22日、2026年上期に向けた新商品として、以下の3シリーズ5型式を発表した。

 

① プロ農家向け1輪管理機

【一輪管理機ウネマスターPro】TS552N(4.2馬力)、TS752N(6.3馬力)、PC752N(6.3馬力)の3型式。
《開発の狙い》同社の一輪管理機ニューウネマスター(TS551N/TS751N/PC751N)は2020年の発売以来、プロの野菜農家・麦農家向けの機種として、うね間の管理作業に使用されてきた。この程、令和9年基準の安全性検査への対応を行うとともに、使いやすさの向上に繋がる機能を追加した新型一輪管理機「ウネマスターPro」を発売する。
《主な特長》①後進高速自動けん制機構=★ハンドル逆位置時に高速発進(最高速度が2.5㎞/hを超えること)を自動で防ぐ機能を搭載し、後進時の作業を安心して行える。
 ②握りやすい主変速グリップの採用=★滑りにくく、握りやすいグリップを採用し、快適な作業が行える③取扱性のよいスライド式防土カバー=★取っ手付きのスプリング式ロータリカバーで、土揚げ作業の際、カバーの切り替え作業が容易に素早く行える。
 ④リモート操作式スタンド=スタンドの出し入れをハンドル手元で簡単に行うことができる。
 ⑤本格2輪仕様(W仕様)=左右のバランスがよく、安定した作業が行える。車輪外幅が150㎜なので、狭いうね間でもスムーズに作業できる(車輪の左右を入れ替えることで200㎜幅に変更可能)。
 ⑥麦ロータリ仕様=麦覆土専用のロータリカバーと覆土爪の効果で、作物の上からやさしく土を降らせ、麦にやさしい管理作業が行える。
 発売時期は2026年1月。価格はTS552NGの31万6800円からTS752NWCFGの44万1100円。

 

② スマート農機対応『普通型コンバイン』

【普通形コンバイン】KRH450(45馬力)の1型式。
《開発の狙い》省力化や人員の確保、生産性向上等の経営課題を解決する手段として、ICT等の先端技術を活用したスマート農業の普及が進んでおり、同社はトラクタ、田植機、コンバイン等においてICT機能を搭載したスマート農機のラインアップ拡充を進めている。今回、小型クラスの普通形コンバインで、営農支援システムKSASとの連携を強化できる直接通信ユニットを標準搭載したほか、ほ場ごとの収量を見える化できる収量センサを搭載したモデルを市場投入する。
《主な特長》①営農支援システムKSASとの連携を強化できる直接通信ユニットを標準搭載=★直接通信ユニットを搭載しており、スマートフォンなどの通信機器を介さずに営農支援システムKSASとの連携が可能となる。いつも通りの収穫作業をするだけで作業日誌が作成できる〝自動日誌作成〟や、機械の状態やその日の作業時間、燃料消費量などをスマートフォンやパソコンなどで手軽に確認できる〝MY農機〟など、KSASの便利機能が使いやすくなる②ほ場ごとの収量を見える化できる収量測定仕様(J仕様)を採用=★グレンタンク下部に収量センサを搭載(J仕様)。グレンタンク内のこく粒重量を測定し、キャビン内のマルチナビに表示できるほか、収量データは直接通信ユニットを介してKSASに送信される。ほ場ごとのこく粒重量を把握することができ、翌年以降の栽培計画、施肥計画に活用することができる。
 ③作物適合性、メンテナンス性の向上=★リアチャフ取付角度の切替機能を追加することで、高水分作物や倒伏など厳しい条件下で作業する場合も、高精度な選別が可能。★脱こく部の天板にステンレス製のライナーを採用することで、耐摩耗性が向上し、メンテナンス費用の削減を図ることができる。★グレンタンクに大きな点検口を追加することで、作物の切替時や機械の清掃時の、グレンタンク内部の清掃作業が容易になる。
 発売時期は2026年4月。価格はKRH450―CGの1144万円~1212万2000円。

 

③ 改良型『枝豆コンバイン』

【えだまめコンバイン】EDC1101(20馬力)の1型式。
《開発の狙い》えだまめの収穫作業には多大な労力が必要であり、高精度・高能率な機械を求めるニーズが高まっている。クボタは、2021年に引抜・脱莢・選別・収納・運搬までを一工程で行えるえだまめコンバインEDC1100を発売したが、今回、従来機よりも作物適合性を向上させ、より多くの品種、地域に対応できるようモデルチェンジした。
《主な特長》①引抜ベルトによる莢の損傷の低減=★引抜部のローラを従来機の対向固定配置から千鳥テンション方式に変更した。引抜ベルトによる着莢位置の低い(地面に近い)莢への損傷を大幅に低減させた②草丈の適合範囲の拡大=★フィードチェーンの作物挟持区間を200㎜延長した。草丈が長い場合でも脱莢部に詰まることなく、スムーズな排出が行える③土付着作物への適合性拡大=★従来機ではオプションとしていた「土落としブレードキット」を標準装備。さらに供給丸棒ガイドに関節を追加し、土詰まりの原因となる丸棒ガイドと引抜ベルトの隙間を作らないようにすることで、根に多くの土が付着する際の適合性が向上した④暗所作業性の向上=★作業灯を照射角度の広いLEDに変更した。また、従来機ではオプションとしていた「夜間作業灯キット」を標準装備とした。早朝の暗い時間帯の作業性(視認性)が大幅に向上した⑤マルチ栽培への対応=★マルチキットをオプションで採用した。ソリでマルチを押さえ、ミシン目を入れながら収穫することで、裸地栽培と同様の高精度な収穫が可能となる⑥従来機で評価されている機能はそのまま継承=「高馬力エンジン」、「楽々操作」、「自動モンロー」等、従来機で評価されている機能はそのまま継承した。
 販売時期は2026年6月。価格はEDC1101―Cが666万50000円、EDC1101―Tが697万2900円。

 

]]>
Tue, 28 Oct 2025 08:00:00 +0900
<![CDATA[【スズテック】2025年新商品発表会|水稲・園芸向け最新農業機械を紹介]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10291 農業機械メーカーのスズテック(鈴木直人社長)|栃木県宇都宮市平出工業団地44-3は、2025年10月21日に本社にて「2025年新商品発表会」を開催した。

今回の発表会では、水稲向け播種機「Rシリーズ」4機種と、もみ感知ブザー「MKB1」を中心に、トウモロコシ播種機やニラそぐり機など、園芸向け農業機械を含む合計9機種の新製品が公開された。

もみ感知ブザーは残量が減るとアラームで知らせる

]]>
Tue, 28 Oct 2025 08:00:00 +0900
<![CDATA[日産化学とBASF、日本の水稲向けに「プレシオアクティブ」含む新殺虫剤の戦略的提携を発表]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/21/10290  PrexioActiveは、ウンカ類やツマグロヨコバイなどの吸汁性害虫、イネミズゾウムシやイネドロオイムシ、ニカメイガ、イネツトムシなどの咀嚼性害虫を含む主要な水稲害虫に対して、持続的かつ優れた防除効果を発揮する。多様な水稲の栽培方法や散布方法に対応し、長期的な防除効果を提供することが特徴である。
 日産化学の佐藤祐二取締役専務執行役員農業化学品事業部長は「本提携は、日本の農業を地域に根差したイノベーションで持続的成長を支援するというわたしたちの強い思いを反映している。PrexioActiveは薬剤抵抗性に対応し、生産性を向上させる新たな選択肢を農業者に提供する」と述べている。
 BASFアグロソリューション事業本部の殺虫剤研究および種子ソリューション担当バイスプレジデント、ハロルド・バスティアンス氏は「PrexioActiveは、効果的かつ持続可能な害虫防除に向けた長年の研究成果である。ラベルの指示に従って散布することで、非標的生物への影響を抑えながら作物を守ることができる」と述べている。
 また、同事業本部のクロップシステム・ライス、殺虫剤ポートフォリオ・ソリューション、種子処理担当バイスプレジデント、ステファニー・ジェンセン氏は「PrexioActiveは主要な水稲害虫の多くを効果的に防除でき、日本の持続可能な稲作を支える多様な栽培方法に適応できる柔軟性を備えている。従来の水稲用育苗箱への粒剤処理や移植・直播水稲への葉面散布など、幅広い栽培方法を支援する」と語る。
 本提携のもと、BASFと日産化学はそれぞれPrexioActiveを用いた製剤や混合剤を開発し、日本の水稲生産者に提供していく方針である。BASFは2025年にインドでフェンメゾジチアズ製品の上市を果たしており、アジア太平洋地域における農業イノベーションへの継続的な投資を行っている。
 ※PrexioはBASFの登録商標。]]>
Tue, 21 Oct 2025 09:00:00 +0900