<![CDATA[メディア]]> https://www.nouson-n.com/media/ Sat, 15 Nov 2025 19:07:02 +0900 Tue, 04 Nov 2025 12:00:00 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[ハスクバーナ・ゼノアのロボット芝刈機「Automower」6機種が環境省補助金対象製品に採択]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/04/10304 Tue, 04 Nov 2025 12:00:00 +0900 <![CDATA[井関農機「アイガモロボ(IGAM2)」が環境省補助金対象機械に認定 電動農機の普及を後押し]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/04/10303 Tue, 04 Nov 2025 12:00:00 +0900 <![CDATA[農業ドローン防除の最新動向と展望 スカイコンシェルジュ片岡氏が講演]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/04/10302 【3社連携で設立、全国規模の事業展開】スカイコンシェルジュは、栃木スカイテック、東海スカイテック(親会社:東海物産)、秋田スカイテック(親会社:池田)の3社が結束し設立。産業用無人航空機のサポートシステム開発・販売や、DJI社製農業ドローンの国内総代理店事業などを展開している。
【ドローン普及で多様化する防除現場】水稲防除では、平成15年に有人ヘリと無人ヘリの散布面積比率が逆転し、現在は無人ヘリが主流。近年はドローンの普及で、個人防除も増加している。令和7年時点で水稲病害虫防除面積の約30%がドローンによるもの。一方、地域一斉防除の面積は減少傾向にあり、現場では多様な防除形態が運用されている。片岡氏は「どのような形でも適切な防除(時期、回数、農薬、飛行ルール等)が実施されること、そして地域一斉防除は今後も必要であり、安全性が高く質の高い防除ができるよう、サポートが重要だ」と強調した。
【管理システム「コンシェルジュMAP」で業務効率化】人材不足や業務負担の増大が課題となる中、同社は2025年から散布作業に特化した管理システム「コンシェルジュMAP」をリリース。デジタル図面の作成・運用、散布計画、薬剤登録、機体配置、スケジュール管理、集計作業などを一元化し、業務の省力化とデジタル化を推進している。現場からは「土地勘のない場所でも自分の位置を確認しながら散布できる」「危険箇所を事前に図面上で確認できた」などの声が寄せられている。2025年度までに全国で6000ha、9社の無人航空機事業会社が導入・運用している。
【中山間地の課題と今後の展望】今後の課題として、中山間地での作業効率向上や、作業面積による収入格差の是正が挙げられる。片岡氏は「全国をカバーする散布体制の確立や、オペレーターや機体をグループ内で柔軟に派遣・共有する仕組み、独自カリキュラムによる安全性・質の高い散布作業の提供を目指している」と語った。また、無人ヘリとドローンの長所を融合した最適な請負作業の形を現場ごとに提案し、日本の農業発展に寄与していく方針を示した。]]>
Tue, 04 Nov 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取開催 チェンソー技術日本一を決める大会]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/04/10301  チェンソー技術の日本一を競う「第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取」が10月18日・19日、鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場で開催された。林業アスリートたちは、日本一の称号と来年スロベニアで開催される世界大会への切符を目指し、精緻で力強い技術を披露。その中で、JLCチーム・ハスクバーナの選手たちが躍動、見事4名のメダリストが誕生した。

 スロベニアで開催される世界伐木チャンピオンシップ(WLC)に出場する日本代表選手選考会も兼ねた今大会。24歳以上の「プロフェッショナルクラス」は59名(全員男性)、24歳未満の「ジュニアクラス」は9名(全員男性)、女性選手対象の「レディースクラス」は10名が出場した。
 初日の予選会(伐倒競技(簡易方式)、接地丸太輪切り競技、枝払い競技)を経て、プロフェッショナルクラス12名、ジュニアクラス2名、レディースクラス2名の計16名が決勝へ進出。2日目の決勝大会では、「伐倒競技(マストツリー方式)」、「ソーチェン着脱競技」、「丸太合せ輪切り競技」、「接地丸太輪切り競技」、「枝払い競技」の全5種目で、技術とスピードが試される熱戦が繰り広げられた。
 ハスクバーナの高性能チェンソー・572XPなどを使うJLCチーム・ハスクバーナからは48名が出場して決勝へは12名が進出。その中からプロフェッショナルクラスで髙山亮介選手(矢守産業・長野県)が銀メダル、同じ矢守産業の松村祐選手が銅メダルを獲得。ジュニアクラスでは矢守産業の山岡空選手が金メダル、レディースクラスでは武藤唯選手(秋山林業・福島県)が金メダルを獲得。この4名の選手が日本代表として出場することになる。
 特に、髙山選手は枝払い競技で日本最高得点となる442点を獲得し、3大会連続出場を果たし、ジュニアクラス優勝の山岡選手も、丸太合わせ輪切り競技で日本最高得点の199点を叩き出すなど、卓越した能力を披露。レディースクラスの武藤選手も2大会連続出場となり、世界のトップ選手たちと技術を競い合う切符を手にした喜びを分かち合っていた。各選手のコメントは次の通り。
【髙山選手】「この大会は〝楽しむこと〟を第一に考えて臨み、今までやってきたことを出しきれました。若い選手たちの気持ちの強さにも刺激を受けました。気持ちでは絶対に負けないよう、これからも挑戦を続けていきたい」。
【松村選手】「JLCチーム・ハスクバーナの一員として、多くの仲間と切磋琢磨しながら練習できる環境は本当に心強いです。仲間と刺激し合いながら、これからも高め合っていきたい」。
【山岡選手】「前回のオーストリア大会での悔しさを胸に、今回は自分の力をしっかり出し切れるように頑張ります」。
【武藤選手】「WLCは2回目の挑戦になりますが、結果は後からついてくるもの。今できることを全力でやるだけです。JLCチーム・ハスクバーナは物理的な距離があっても、すぐに相談できる仲間がいるので、本当に一体感のあるチーム。お互いに刺激し合える、最高の仲間たちに感謝しています」。
 メインスポンサーとして大会を支えたハスクバーナ・ゼノア(パウリ―ン・ニルソン代表取締役、埼玉県川越市南台1―9)は、出場したJLCチーム・ハスクバーナ選手を特別トレーニングなどでバックアップ。見事世界大会出場を決めた4選手についても引き続きサポートしていく。そして、今後もこのチェンソー伐木競技の普及に力を注ぎながら、日本の林業の発展と安全技術の向上へ貢献していく考え。

]]>
Tue, 04 Nov 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[クボタの全地形型プラットフォーム車両「KATR」が「レッドドット・デザイン賞」を受賞]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/11/01/10297 クボタ(社長:北尾裕一、本社:大阪市浪速区)が開発を進める全地形型プラットフォーム車両「KATR(カトル)」が、世界三大デザイン賞の一つ「レッドドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)」で、デザインコンセプト部門の「レッドドット賞」を受賞した。

「レッドドット・デザイン賞」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的なデザイン賞で、革新的なコンセプトや市場投入前の製品を対象としている。
今回の受賞は、クボタの「KATR」が持つ優れたデザイン性・機能性・技術革新性が高く評価された結果。

 

]]>
Sat, 01 Nov 2025 14:49:42 +0900
<![CDATA[那須高原の名店『清流の里』──幻の玄蕎麦「信濃一号」と丸七製作所の最新製粉機が生む極上の“清流そば”]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10300  またここには平均15t岩石を積み上げ那須連山からの伏流水を三筋の滝にして流した生け簀(滝のある釣堀)があり、清らかな水にはイワナ、ニジマスが元気いっぱいに泳いでいる。それを釣り上げ、その場でミネラルたっぷりの自然塩で炭火焼きにしてもらえるが、これも絶品。この贅沢な蕎麦と川魚を提供する『清流の里』は那須の人気スポットとなっている。
 『清流の里』の経営者・高根沢社長の食へのこだわりと〝完全自家製〟の高品質な蕎麦作りを長年支えてきたのが、丸七製作所=阿部信一社長、東京都足立区=の製粉機だった。これを2台並べ工程を分けて使っていたが、石抜き・製粉・磨き工程が機械ごとに分かれており作業が大変だった。そこで昨年、より多くの人に効率的に高品質な蕎麦を提供したいと導入したのが、同社の自動製粉機「そば粉職人(MSP2S)」と蕎麦磨き精選機「そばピカりん(MGS2)」だ。これにより磨きから製粉、袋詰めまでの一貫作業が実現した。
 自動製粉機「そば粉職人(MSP2S)」は、時間能率16㎏/hを誇る蕎麦専用機。玄蕎麦を低圧力で製粉することで熱の発生を抑え、香り高い高品質な蕎麦粉を生産する。耐久性の高い挽き臼と60メッシュの篩機構を一体化し、玄蕎麦から蕎麦粉までを全自動で処理。タイマー設定による完全自動運転で、製粉中は他の作業に専念できる。甘皮の混入量を調整して、更科そばから田舎そばまで多様な蕎麦粉を自在に製造可能だ。
 また、「そばピカりん(MGS2)」は磨き・石や蕎麦の実を、選別除去・粒揃い・袋詰めを一台でこなすオールインワンの蕎麦磨き精選機。玄蕎麦表面の汚れを磨き落とし、石や枝などの夾雑物を除去して粒揃いに仕上げる。処理能力は時間当たり200㎏と高能率。低圧磨きにより粒形を保ち、低温処理で蕎麦本来の香りや風味を損なわないのも特徴だ。
 製粉作業を担う高根沢社長の父・勇会長は「求めるクオリティを維持しながら作業は格段に楽になった。機械を動かしながら別の作業もできる」と喜んでいた。]]>
Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[マツモト、新型長ネギ根葉切り皮むき機「ベストロボスマートX(MBX-1型)」を発表|自動位置合わせで高精度・高収益を実現]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10299 Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900 <![CDATA[奈良初のワイナリー「木谷ワイン」──自然栽培とキャニコム『フルーティまさお』が支えるナチュラルワイン造り]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10298  26歳で大阪のワイナリーの門を叩き、2年間の研修を経て独立。「奈良県独自のものを造りたい」と研鑽している。木谷さんのワインは、野生酵母で発酵させ、無濾過、添加物を極力減らすなど「ナチュラルな製法」が特長。「水のような飲み心地に複雑な味わいが加わり、日本の食卓に寄り添うワインを目指しています」。その土地の気候や土壌ならではの味が込められていく。ブドウ栽培においても、除草剤や化学肥料を使わず、草を高めに残していく草生栽培を実践する。2020年に醸造所を立ち上げ、自社ワインは年間1万5000本ほどになっている。
 現在のブドウ栽培の規模は、今年から奈良県農業試験所の跡地を2ha借り受けることになり、あわせて約3.2‌haに。ピノ・ノワールなど新しい圃場には約1000本の苗木が植えられ、奈良の風土が染みこんだブドウへと育てられていく。
 しかし、園地が広がることで草刈り作業の負担がより大きなものになっていった。年間で6回ほどの草刈りになるが「特に夏場は暑く、体にこたえます」。その重労働解消のため、まずはあるメーカーの二輪駆動乗用草刈機を購入したが、「草で滑ってしまい斜面を上らず作業になりませんでした」。そこで新たな乗用草刈機として農園にやってきたのがキャニコムの「フルーティまさお(CMX2408HC)」。〝草刈機まさお〟の名前を以前からそのユニークさで知っていて、直接キャニコムに連絡し、奈良県の販売店を紹介され、実演となった。
 最初に使ってみての感想は「最高でした。以前のものと比べサイズ感も違いますし、斜面がどんどん刈れ、スピードも効率も段違いでした」。四輪駆動が決め手となり導入となった。また実際の作業を通しシートとフロントのサスペンションによる乗り心地の良さを実感。「長時間作業でも疲れにくいですね」。さらに小回りが利きペダル操作一つで前後進を感覚的に切り替えることができ、「苗木のギリギリまで刈り込め、刈り残しも少ない」と、作業性の満足度は高い。加えて各所がワンタッチで開きメンテナンスも楽。それまで刈払機などを使い2人で3日かかっていた作業が、1人で1日の作業になり、負担が大きく軽減した。「苗木の生長を確認しながら走るのは良い時間です。乗っているのが楽しい」。
 草生栽培への貢献も大きく、「多様な草には様々な菌が根付き、ワインの複雑さを引き出すと考えています。しかし草刈りが遅れるとブドウが草に埋もれてしまうので、楽で速い草刈機は助かっています」。自然を活かしながらそれを活かす適切な管理に同機が大きな力となっていた。
 畑仕事をしているときが一番心地良いと言う木谷さん。「自分らしさがより出せるブドウをつくりたい」とし、その先にある理想のワインに向かう歩みがあった。(木谷ワイン:奈良県香芝市下田西3―219―1)。]]>
Tue, 28 Oct 2025 12:00:00 +0900
<![CDATA[【秋田県種苗交換会・農業機械化ショー2025】湯沢市で開催|農業の伝統と革新が集う5日間 2025年10月31日(金)から11月4日(火)まで]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10296 秋田県の農業を支える重要イベントである「秋田県種苗交換会」と「秋田県農業機械化ショー」が、2025年10月31日(金)から11月4日(火)までの5日間、湯沢市にて開催される。 [city-yuzawa.jp], [akitanote.jp], [nouson-n.com]

【種苗交換会】

今年で第148回を迎える「秋田県種苗交換会」は、明治11年(1878年)から続く歴史ある農業祭典である。秋田県内最大級の農業イベントとして、地域農業の振興と文化の発展に大きく貢献してきた。 [city-yuzawa.jp]

主会場は湯沢市総合体育館および湯沢文化会館であり、農産物展示や産業教育フェア、土壌改良事業大会など多彩な催しが行われる。 [akitanote.jp]

【秋田県農業機械化ショー】

第77回を迎える「秋田県農業機械化ショー」は、松ノ木河川公園サッカーグラウンドを会場に開催される。主催は秋田県農業機械化協会(白石光弘会長)である。 [amu-akita.com]

最新の農業機械やスマート農業技術が展示され、作業効率化や省力化に役立つ情報を得られる絶好の機会となっている。農業従事者のみならず、地域住民や観光客にも開かれたイベントである。

]]>
Tue, 28 Oct 2025 09:00:00 +0900
<![CDATA[鈴木憲和氏が農林水産大臣に就任|米政策・スマート農業・中山間地支援に注力]]> https://www.nouson-n.com/media/2025/10/28/10295 2025年10月21日、高市内閣が発足し、同日付で閣僚人事が実施された。新たな農林水産大臣には、元農水官僚で自民党衆議院議員の鈴木憲和氏が選出された.
鈴木氏は東京大学法学部卒業後、農林水産省に入省。消費・安全局などを経て政界入りし、以降4期連続で当選。農林水産副大臣や党内の農政関連ポストを歴任してきた。

 

【就任会見の要点】

  • 食料安全保障の確立安定供給を農水省の使命と位置づけ、「農は国の基なり」を胸に刻み、現場第一主義で農政に取り組むと表明
  • 米政策については、「需要に応じた生産が原則」とし、海外需要の創出と安定した生産環境の整備を強調。
  • 水田政策の見直しでは、価格で報われる再生産環境の構築と、中山間地域への配慮を明言。
  • スマート農業の推進により、生産性向上と条件不利地域での営農支援を図る。
  • 植物工場への投資拡大など、気候変動に対応した新技術の導入も総理から指示された


    【今後の重点政策】

    • 農地の大区画化・集約化
    • 共同利用施設の更新
    • 輸出産地の育成
    • 林業のICT化と高性能機械導入
    • 水産業の環境変化への対応と新型漁船導入
]]>
Tue, 28 Oct 2025 09:00:00 +0900