酪肉近改定 省力化機械の導入など盛り込む

現在、農水省では、5年ごと度の食料・農業・農村基本計画の見直し作業が進められている。こ
れにあわせ、関連する各種指針などの改定作業も行われている。茶業及び茶の文化に関する基本方
針(関連記事1面)のほか「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」(酪肉近)「有機
農業の推進に関する基本的な方針」がそれぞれ食料・農業・農村政策審議会(農政審)の各部会で
検討が行われている。このほど、各部会がそれぞれ開催され、両方針の骨子案が示された。
2月28日に開催された農政審畜産部会では、新たな酪肉近について骨子案が示された。
骨子案では酪農の現状について、経産牛飼養頭数は北海道、都府県とも10年前の約1・2倍にま
で規模拡大が進んでいる。一方、酪農経営の戸数は高齢化・後継者不足により小規模な経営を中心に減少している。今後も一層の労働人口の減少が見込まれるなか、労働力不足が酪農の持続的発展の最大のボトルネックになる可能性があると指摘している。
れにあわせ、関連する各種指針などの改定作業も行われている。茶業及び茶の文化に関する基本方
針(関連記事1面)のほか「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」(酪肉近)「有機
農業の推進に関する基本的な方針」がそれぞれ食料・農業・農村政策審議会(農政審)の各部会で
検討が行われている。このほど、各部会がそれぞれ開催され、両方針の骨子案が示された。
2月28日に開催された農政審畜産部会では、新たな酪肉近について骨子案が示された。
骨子案では酪農の現状について、経産牛飼養頭数は北海道、都府県とも10年前の約1・2倍にま
で規模拡大が進んでいる。一方、酪農経営の戸数は高齢化・後継者不足により小規模な経営を中心に減少している。今後も一層の労働人口の減少が見込まれるなか、労働力不足が酪農の持続的発展の最大のボトルネックになる可能性があると指摘している。